半熟卵さんのレビュー一覧
投稿者:半熟卵
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2002/04/17 18:44
終わりが見えない
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「家事は女がやるもの」かどうかは、個人の価値観の問題だが、ま、人間として最低限の事はやれた方が良いのでは無いだろうか?
そう思って、シンボーさんが家事をやってみたかどうかはわからないが、やってみて、どうかと言えば家事もなかなか大変らしい。
そう、家事って終わりがないのだ。手を抜こうと思えばどこまでも抜けるけど、手をかけ始めると終わりが見えない。
この著書を読んで「家事好きですよ」と言う人が増えてくれたら良いな、と思う。
紙の本イブの憂鬱
2002/04/10 12:02
29歳って…
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確かに29歳の時、自分も満たされない思いで過ごしていた様な気がする、そんな気持ちにされる作品です。
特に代わり映えの無い仕事を繰り返し、年下の恋人もにも振られてしまう。でも、ここからこの作品の主人公真緒は変わって行きます。成り行きで手伝い始めた仕事が、面白くなっていき自信も出てきて、新しい恋いも始まりそうな感じ? とにかく、普通の30歳目前の女性なら感じた事の有る不安を上手に書いています。私もがんばったら変われるかも? と思わせる作品です。
紙の本生物学個人授業
2002/04/17 10:54
ノアの箱船ってどれくらいの大きさ?
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生物学って何? DNAって?
メンデルの法則でつまずいた私にとっては、ちょっと取っ付きにくい著作であったのだが、あの伸坊さんが生徒になって読者に解りやすく説明してくれると言うことで手に取ってみた。
で、結果はと言うとこれがおもしろい。
みみずだって、おけらだって、あめんぼだって、みんな生きているんだなぁって思ってしまいました。
紙の本ありがとうございません
2002/04/16 14:06
女優もただの人
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あの、理知的なイメージの壇ふみがこんなにすっとこどっこいでハチャメチャな日常を送っているとは。
子どもの頃「どうぞ私をいい子にしてください」と毎晩神様にお祈りをして父親の檀一雄に気味悪がられ、大人になってからも、銀行で自分のカードの暗証番号を忘れて警備員に尋ねて呆れられたり。とにかくハチャメチャなのだ。
女優もただの人と安心させてくれる一冊。
チョッピリ生活に疲れたとき、読んでみると良いかも。
2002/04/16 19:15
出来ればお世話に成りたくない
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人間死ぬまでに1度は医者の世話になる。その医者も臨床医であって、この著作に出てくる観察医のお世話になる人は希であろう。なにしろ、死因がはっきりしない事件性があると思われる場合しか登場しない医者だからだ。
この作品は、巧妙に病死にみせかけた毒殺事件が様々登場する。
毒殺は女性に多いのだそうだ。力が入らず、使い方によっては死ぬ所をみなくて済むからだそうだ。
近年不幸にして、著者が指摘した毒殺事件が増加傾向にある。
気を付けないと次は自分の身に降りかかってくるかも。
2002/04/16 13:40
つまらないほど面白い本
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本好きなら、他人がどんな本を読んでどんな感想を持つのか気になるのではないかと思う。しかしながら、よく新聞に乗っているようなプロの書評ではつまらない。素人が書くのが面白いと思うのは私だけだろうか?
そういう訳で、本書はマンガ家としては大作家ですが、書評家としては素人の作者がお気楽勝手に本と係わる日常を綴ったもの。
作者に言わせると「友人に薦めて貰った本はつまらないほど面白い」らしい。なぜかと言えば、「誰にとっても面白い本は、おもしろかったねぇで話が終わってしまうが、評価の分かれる本はああでもないこうでもないと話が延々と続くから」だそうだ。
本との付き合い方を本書で楽しまれたら如何だろう。
紙の本ヴィドック
2002/04/16 13:18
ストリー展開は最高だけど
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ビドックって実在の人物だったの?
おまけに、すごい劇的人生送ってる。盗人が警察の密偵になるって混沌とした時代ならでは。
レ・ミゼラベルのヴォートランのモデルにもなった人物でもあるらしい。
さて物語だが、いきなり謎のミラーマンとヴィドックの一騎打ちで始まるのだが、あっという間にヴィドックが高熱の炉の中に落ちてしまう。え、もう死んじゃうのですか。
このように物語はテンポ良く進んであっという間にすすんでいくのですが、映画のノベライズ版の為、時代背景などが薄いのが難点。
紙の本ノストラダムスと王妃 上
2002/04/01 17:29
予言者の意外な一面
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ノストラダムスと言えば、「1999年7の月、天から恐怖の大王がやって来る」の予言があまりにも有名だが、この本は予言の解釈だけでなく人間としてのノストラダムスを描いているところに面白さがある。例えば、ペスト治療の権威であったり、化粧水や石鹸の製造法を体得して美容にも造詣が深かったり、美食が高じて痛風持ちであった等、人間ノストラダムスが面白く描かれている。
この、ノストラダムスをフランス王妃(カトリーヌドゥメデシス)がどのように利用して自分の願望を遂げていくかという所が本書の最高の読みどころだ。なんと言っても、フランス国王アンリ2世の死を予言するくだりは、最高に面白い。下巻にも期待大です。
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