フレッド弟さんのレビュー一覧
投稿者:フレッド弟
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オスマン帝国の解体 文化世界と国民国家
2002/05/22 21:12
西欧の衝撃
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近代西欧の世界システムが拡大することで
グローバル・システムとなるにつれ、
それを構成する単位であったネイション・ステイトは
世界各地に広がり、そして定着していきました。
長きにわたって東地中海世界に君臨した
イスラム世界の大帝国オスマン帝国は
その影響を受けることで解体されていったのです…。
近代西欧の生み出したものが何であったのか、
イスラム世界の構造がどのようなものであったか、を明らかにしつつ、
西欧の衝撃をうけたオスマン帝国が解体して行く過程をつづっています。
現代の政治にも関連する民族問題の根元を解き明かす書ともいえますが、
同じ著者「オスマン帝国(講談社現代新書)」の続編として読むこともできます。
ナポレオン一八一二年
2002/05/22 21:07
ロシア遠征の謎に迫る
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この物語は、なぜ史上最高の司令官と言われた人物が戦いに敗れ、
凡庸な指揮官が勝利することができたのか、またなぜナポレオンは、
すでに百年も前にこの征服不可能な国を征服しようと試みた
スェーデンの王カール十二世の失敗を研究していながらにして、
同じ轍を踏むなという教訓を無視したのか、などその真実に迫ります。
戦略、戦術、外交、など好きな方にはお薦めです。
ぜひ!お読みください。
フランス・ルネサンスの文明
2002/05/22 21:03
野暮な時代のフランス
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16世紀のフランス。
それは都市や貴族の城郭、宮廷ですらも
現代の我々が想像するような典雅、洗練といったイメージとは
かけ離れた野暮きわまりない世界でした。
国王から宮廷貴族、法律家から商人、学生に至るまで
あらゆる人々が放浪の旅に明け暮れる時代だったのです。
しかし、そのような人々を担い手とすることで、
フランスにおいて学芸復興,美術の変革,宗教改革がすすめられていったのが
フランスにおけるルネサンスの実態でした。
この本を読み進めるうちに見えてくる
あたかも目の前で展開しているかのような16世紀フランスの一風景。
絢爛豪華なイメージのイタリア・ルネサンスとはひと味違う
仏国ルネサンスの世界にしばし浸ってみてはいかがでしょうか?
機械としての王
2002/05/22 20:52
踊る国王様
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17世紀のフランス、王ルイ14世のもとで行われた
壮麗な騎馬パレードや王自ら踊る宮廷バレエなどなど
こうした見せ物が絶対王制のフランスにおいて
一体どのような役割を果たしたのでしょうか。
この本はルイ14世時代の国家におけるスペクタクルの果たした役割、
国家による文化の編成などについて論じながら
国家がどの様に自らをとらえ顕示していったのかを述べています。
王権と文化の関わりというちょっと変わった視点から
絶対王制のフランスについて論じた面白い一冊です。
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