川島敦子さんのレビュー一覧

著者コメント

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　事実を知らされる事なく、ただ戦争に勝つためだけに自分の生活を、生命を捧げた、あの頃。あの努力とエネルギーと時間とが、平和の目的に向かっていたなら、どんなに世界はすてきな場所になっていたことでしょう。
　コンピューター、携帯、自家用車、冷蔵庫、テレビ、洗濯機など存在しなかった、あの頃。貧しさの中にも家庭には愛と信頼とがあり、また広く他人への思い遣りはありました。
　悪いことも良いことも、私たちのあの時代のことを知ってほしいのです。そして、世界中の誰にとっても住みよい社会に、少しずつでもしていきたいのです。ひとりの力は小さくても、思いをひとつにすれば、確実に何かが変わっていくでしょう。