ミリーモリーマンデーさんのレビュー一覧
投稿者:ミリーモリーマンデー
9 件中 1 件~ 9 件を表示 |
2003/07/19 00:03
ふしぎ調査隊出発!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
隊長&女子大生のTTまり隊員&小学6年生のももや隊員が結成した研究団体、ふしぎ調査隊の所へ1通の手紙が届いた。「UFOと宇宙人はほんとにいるのか調べてください」という依頼にこたえて隊員たちは調査にのりだす。
江戸時代に宇宙人が日本に来ていたかもしれないなど興味深い内容。調査隊のメンバーといっしょに旅をしながら、科学的な考え方、調べ方が自然に学べる。
紙の本大きなおなべのレストラン
2003/07/19 15:24
あったかいシチューみたいに、心があったまるおはなし
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
いなかの古い大きな家に住む、うさぎおばあちゃん。家のうらの畑でやさいをつくったり、花をそだてたりしています。おばあちゃんの家には大きなおなべがありました。昔、おばあちゃんの子どもたちが、まだ小さくていっしょにすんでいたころ、大ぜいの家族のために使っていたものです。「今はひとりぐらしなんだし、すててしまおうかしら…」とおもっていたある日のこと、ひどいふぶきの中、トントンと戸をたたく音がして…。
おいしいシチューのにおいがしてきそうな、あったかいおはなし。
さし絵もやわらかく、かわいらしくて、効果的。読み物を手に取りはじめた低学年の人から楽しんで読めそう。
紙の本魔法のスリッパ
2003/07/19 15:46
はいたらだれでもスーパーマン、そんなスリッパを手に入れたら…
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
スリッパが大好きなスロゲットさん。外へでるのもスリッパ。だから6ヶ月くらいで底に穴があいてしまいます。新しいのを買いに行って出してもらったのは、いつものスリッパにそっくりの、でも、少し安いスリッパでした。ところが、それはなんと魔法のスリッパだったのです。
はいたとたんにスーパーマンみたいになんでもできちゃう、どんなこともよくわかっちゃうスリッパがあったら、どうしますか? スロゲットさんは、とびきりステキな使い方をしましたよ。読んでいるわたしまで、しあわせになるような使い方をね。
紙の本ルチアさん
2003/07/18 19:58
ほのかに光る
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ある時、たそがれ屋敷にルチアさんというお手伝いさんがやってきました。8歳のスゥと7歳のルゥルゥ、この幼い姉妹はルチアさんを見てビックリ。お父さんが二人にくれた異国のお土産—水色で卵型の宝石とルチアさんがそっくりだったからです。どうそっくりなのかって? ルチアさんは二人の宝物と同じように卵みたいな体つきをしていました。おまけにほのかに水色に光って見えるのです。二人はふしぎなルチアさんのとりこになってしまいます。ルチアさんの事が知りたくて、家へ帰るルチアさんの跡をつけていくと、あたりはすっかり夕闇に…。そして二人はルチアさんのすごい秘密を知るのです。
表紙はもちろん見返しやちょっとした挿絵まで、ルチアさんのフシギ世界が、この本のすみずみに満ちていて、ふしぎなほのかに水色に光る世界に、どっぷり浸れます。
紙の本雪にきえた足あと
2003/07/17 01:06
生きのびられるのか〜っ?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
サバイバルですよー。女の子が主人公にしてはとってもハード。ぐいぐい読まされちゃいました。女の子の友情も、とっても自然にえがかれているし。生きるか死ぬかっていう状況も自然なのよ。だから自分を重ねて読めて、読んでるうちに「たすかるのー? たすかんないのー?」って緊迫できました。
紙の本チコのまあにいちゃん
2003/07/19 15:05
チコの気持ち、よ〜くわかるよ。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
チコのおにいちゃんは生まれつき心や体が育つのに時間がかかる子なんだって。だからチコよりせがちっちゃいし、おしゃべりもへたくそだし、字もぐねぐねミミズ。かけっこもダンスもチコよりできないおにいちゃん。でもいくらチコががんばっても、おとうさんやおかあさんが気にかけるのは、おにいちゃんのことばかり。それに、おにいちゃんは、いじめっこにやられてもないているだけだから、やっぱりチコがたすけなきゃならない。
おにいちゃんのことは大すき。だけど、よだれをたらしながらクッキーを食べるおにいちゃんを、友だちにキタナイって言われて、すごくあたまにきているのに、「おにいちゃんとおやつ食べなきゃよかった」とも思ってしまうチコ。
ふくざつな気もちがうずをまいて、ある時、ごうくんがおにいちゃんのぼうしをとっても「やめて」っていわないで走って帰ってしまった。おにいちゃんをそこにのこしたまま…。
おにいちゃんをいじめる子もいれば、いじめっ子へのしかえしを手伝ってくれる子もいる。おにいちゃんをキタナイっていってしまった子もチコをささえてくれようとする。チコ、ひとりじゃないよってところが、ほっとする。だっていつのまにかチコになりきって読んでいたから。
紙の本西の魔女が死んだ
2003/07/18 23:51
自分の足で立つこと、歩いていくっていうことは?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
中学1年のまいは季節の変わり目の喘息の発作が治まっても学校に行けないでいた。ママはそんなまいを田舎のおばあちゃんの家に預けることにする。狭い教室での重く煮詰まった人間関係から抜け出して、気持ちのいい自然の中へ。そこで、まいは英国出身の祖母と(なんと、このおばあちゃんは魔女なの)土に親しみ、体を動かして(魔女修行もしながら)生活するうちに、すこしずつ身も心も健やかになっていくのだった。思春期の女の子のナイーヴ過ぎる心の動きが丁寧にえがかれている。「私もこんな感じだったのかも」。時に自分でももてあましてしまう程の感じやすさ、せつないような重苦しいような心がふるえたあの頃の感覚をなつかしく思い出した。思春期現在進行形の女の子にも読んでみて欲しいな。
紙の本まあくんすきだよ
2003/07/17 00:52
ともだちってすごいね
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
からだは大きいのに動きがゆっくりのまあくんは、他の男の子たちにすぐちょっかいをだされて涙がポロリ。それに、まあくんは大きな不安をかかえてるの。お父さんの病気が重いのです。そのお父さんは、まあくんに強くなってもらいたいと願っていました。席替えで好きな人同士でならぶことになったとき、男の子と遊ぶのが苦手なまあくんには、ならびたいと言ってくれる子がいません。ひとりぼっちのまあくん。でも、その時「ぼく、まあくんのことすきだよ」といってくれた子がいたのです。まあくんを好きといってくれた初めての友達。友達ができて、まあくんはかわっていきます。強くなって、つらいことも乗り越えていくまあくんの姿が、たのもしく、いじらしく、胸にせまります。写真だからドカンとまっすぐ伝わってきます。席替えって子どもにとっては大きなイベントですよね。そこら辺から子どもの心にすうっと入ってくれると思います。
紙の本のどか森の動物会議
2002/10/21 22:30
いいぞ!どうぶつたち
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
百万長者になるために、のどか森の木を一万本切って売ろうと言い出したマグヌス村長。それを聞いたかわず村の人々も百万長者になるためならと大賛成。さっそく森にでかけていきます。
たいへん! 森の木がなくなっちゃう!
のどか森の一大事に、森の動物達は、知恵を出し合い、力をあわせて、つぎつぎと対抗作戦を実行します。スローガンは「のどか森から手を引け!」
動物たちの大かつやくに拍手喝さいしながらわくわくドキドキ。だけど、かわず村の連中もなかなか手ごわいぞ。どうなる、のどか森。
最後の作戦は、ホントに傑作。楽しくって気分スッキリ。元気になれちゃうよ。
9 件中 1 件~ 9 件を表示 |