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広海さんのレビュー一覧

投稿者:広海

4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本発情装置 エロスのシナリオ

2002/06/08 15:00

今まで誰も私に教えてくれなかったこと

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私は今までなぜ女性が性風俗産業で働いてはいけないのか、またなぜそういう女性たちが白眼視されるのか解らなかった。ずっと疑問だった。素朴にどうしてかという問いに明快な答えは出せないできた。別に法に触れているわけではないし、泥棒や万引きのように悪いことをしているわけでもない。ちゃんと自分の体を使って稼いでいるのに、どうしてなのかと長いこと思ってきた。もちろんそれに対する答えのようなものは目にしてきた。だけれども、きちんとそれに納得されることはなかった。そんな私に上野千鶴子は明快な答えを与えてくれた。女は性と人格が一致している! と思われているからだと。

上野千鶴子の明晰さは現代の女にまつわる様々な事柄を解き明かしていく。援助交際、少女漫画、ヌード写真etcそれはもうすがすがしいほどだ。

自分の内にあるもやもやとした言い表せない感情をここまでうまく言語化してくれた書物には今まで出会ったことがないと思う。この一冊に出会えたことを感謝したい。

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娯楽と教養そしてエロ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

おもしろい! この馬鹿馬鹿しさがたまらなくよい。
先が読めるし、話運びに無理があるような気もしないでも
ないけれど、そんなことを言い出す気にもなれないほど
おもしろい。それに登場人物がまっすぐで気持ちがいい。
そして、この物語はその主人公が成長してゆく話
かつ人を信じるということについての話でもある。
また明治の歴史的人物や事件も、嘘と本当がないまぜになって、
いかがわしくこの物語を彩っている。
娯楽と教養そして少しのエロがセットになったお得な一冊だ。

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紙の本ニコセッズ

2002/06/12 17:08

恋愛の基本

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痛い、痛い話だと思う。
義理の父親にレイプされて、実の兄に助けを
求めてすがっていくニコはこちらが怖くなるくらい
切実だ。まだ絵もストーリーも小野塚カホリにしては
未完成というか、どこかつたない感じがするけれども、
それでもラストは見事というほかない。
レイプや近親相姦、恋人?の目を刺したりといった
派手な細部にごまかされそうになってしまうけれど、
これは恋愛の基本を描いた一冊だと思う。
人を好きになるのはなぜなのか、人を好きに
なるのはどういうことなのか。ここにシンプルな
一つの形がある。

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紙の本センセイの鞄

2002/05/29 12:35

残された「鞄」

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

久しぶりに読んだ切ない小説だと思った。
恋愛の寂しさをものすごく上手に描いている。

年の離れた人、おじいさん(センセイ)といっても
いいような人を主人公であるツキコさんは好きになって
しまうが、淡々とした品のある文章なのに、センセイに
触れたくて悩むツキコさんがちょっとおかしくもまた
ほほえましい。
センセイを避けてみたくせに、一人になって
妙に寂しくなってしまうところなんかものすごく
リアリティを感じる。
センセイとツキコサンは二人でいることを選ぶけれど、
それは永遠ではない。限られた時間、限られた生。
 最後に残されたセンセイの鞄のあのからっぽの感じ、鞄の
なかのほっこりした思い出と、あの鞄に入るくらいの空気の
距離感が、どうしても埋められない人間同士の距離なのでは
ないだろうか。その距離を抱えるということが二人でいる
ことの暖かさと寂しさではないだろうかと思える。

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