dodoさんのレビュー一覧
投稿者:dodo
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ミレニアムのイエス
2002/06/22 00:15
ベストセラー作家によるイエス伝
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アメリカの「タイム」に載せられた、レイノルズ・プライスの「ナザレのイエス」という記事は、イエスを歴史上の人物としてとらえたときに、そこから垣間見えてくるイエス本来の姿を、現存する正典四福音書の解釈をもとに浮かび上がらせようとするものだ。処女懐妊からはじまって、悪魔の誘惑、最後の晩餐、そして復活といった、私たちにもおなじみのシーンを通して彼が見出したのは、父親のわからない庶子として育った大工の息子が、自分の父親の姿を神のなかに求めようとする、極めて人間臭い救世主の姿である。そしてもうひとつ、「ニューズウィーク」に載せられたケネス・ウッドワードの「イエスの二〇〇〇年」は、キリスト教が人々にどのような影響をおよぼし、人類の歴史のなかでどのような役割を担っていったのか、ということを再考し、そこから第三ミレニアムたる21世紀におけるキリスト教のあるべき姿を映し出そうとする試みである。
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