ゆうーんさんのレビュー一覧
投稿者:ゆうーん
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三屋清左衛門残日録
2004/03/03 00:35
日いまだ昏れず
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NHK時代劇の再放送をBSで見た。
清左衛門を仲代達也、嫁を南果歩が演じていて、絶妙な雰囲気にすっかり惹かれてしまった。
途中を見逃したこともあって原作を買い求めたのだが、これは意外な掘り出し物だった。
隠居した元用人が様々な事件に巻き込まれ、解決しながら
おのれの人生や過去の人間関係を振り返っていく。
変に過去の権威をひけらかすわけでもなく、かといって卑下することもなく
その間合いが何とも言えず、いい。
派閥抗争、友人の死、病に少しずつ老いを感じていく姿は淋しいものがあるが、人生の後半を考えるのには好適な書と言えるか。
黄昏れてはいけませぬ、おやじ様たち。
ぼんくら
2004/03/03 00:23
こんな子、欲しい…。
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何気なく手に取った小説だった。
よくある長屋を舞台にした世話物ね……と読み始めたら、
途中からページを繰る手が止まらなくなった。
ストーリーもさることながら、登場人物たちが見事に魅力的なこと!
若い差配・佐吉、美少年弓ノ助、暗記少年おでこ……。
特に弓ノ助はたまらない!
こんな子我が家にも欲しい、と息子には悪いが思ってしまう。
ずっと鉄瓶長屋から離れたくなかった。
また彼らに出会いたい。
雲南の妻
2004/03/03 00:18
中国茶が飲みたくなる
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中国茶の香りがふくふくと漂ってくる小説だった。
中国茶の香りに包まれながら、夢のような世界を主人公と一緒に漂った気がする。
正直、同性婚なんて面倒くさい。
でも主人公が夫と「妻」の寝室を交替に通う姿はなんだか羨ましさも感じてしまう。
妻達が深い友情のもとに幸せに暮らしている姿は、夫の幸せである、そんな言葉が出てくるが、もともと学生時代から女同士の密なる友情を育んだ経験のない私にとっては「そうなのか?」としか思えない。
ましてや子どもと密なる愛の世界?を築いている身にはとても非現実な世界だ。
でも、それでも、なぜかここに描かれる世界にはとても惹かれてしまうのだ。
密やかな、女同士だけが許される秘密……。
読み終わったら、極上の中国茶が飲みたくなってきた。
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