レゴ子さんのレビュー一覧
投稿者:レゴ子
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みんなあかちゃんだった
2002/07/31 17:28
はやくでてこい!!
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
妊婦さんにぜひぜひ読んでもらいたい1冊です。
少しずつ、そして確実に大きくなっていく赤ちゃんが細かく描かれた絵本です。こうやっておおきくなるんだぁって、ながめているだけで幸せになれます。
赤ちゃんの遊び相手は?ネコ。人生経験豊かなネコくんがいろんなことを赤ちゃんにアドバイスしてくれます。
ねているだけだった赤ちゃんが寝返りの練習をしたり、よだればくだんをお父さんにおとしたり、よだれ握手に、よだれチュウ。おすわりができるようになり、いろんなものを食べるようになり、はいはいの練習。つかまりだち。時には意味もなくプレリードックのまねをしたり、お花にこんにちはのあいさつ。かたかたで歩けるようになり、トイレットペーパーをぐるんぐるん。お風呂のせんをぬいたり、ネコのごはんを食べたり、にんぎょうともりあがったりする。イスにのぼって、シャツをきて、おんなじおんなじして、トイレにいってでなくてトイレからでたらでて(笑)いろいろしゃべって、おにんぎょうに絵本をよんであげて、友達と遊ぶようになり・・・赤ちゃんから子供になっていく。
あかちゃんってすごいです。成長ってすごいです。みんなこうやって大きくなったんだなぁって、そして、「みんなあかちゃんだった」んだなぁって思えるとってもすごい絵本です。
戦争で死んだ兵士のこと
2003/04/07 01:07
戦争がうばったもの…
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「今はのどかな森の中のほとり、ひとりの兵士が死んでいる」。1時間前、2時間前、4時間前、8時間前、5日前、10日前…13才、8才、6才…彼が戦場に行くまでに過ごしてきた平穏な日々。はなしは彼が生きてきた過去をさかのぼり…そして24年前のきょう、彼はこの世に生をうけた。
兵士1人1人に今まで生きてきた、たくさん思い出がある。彼らが無事に帰ってくるのを待っているたくさんの家族、恋人、友達がいる。戦争がうばったもの…この世にうけた世界中でたった1つずつの命。
きつねのおきゃくさま
2002/07/31 16:51
とっぴんぱらりのぷう
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「とっぴんぱらりのぷう」という明るい言葉で終わるこのお話を読んで私は何度涙を流したことだろう。
「むかしむかしあったとさ」ではじまる、よくある昔ばなし。主人公は、せかいいちやさしい、しんせつな、かみさまみたいな、そしてゆうかんなきつねおにいちゃん。
やせている動物をつれて帰り、ふとらせてから食べる計画だったきつねが、信じきって自分になついてくれたうさぎとひよことあひるを助けるために命をおとしてしまうというお話。
そう、彼らにとって、そして私にとっても、きつねは、「せかいいちやさしい、しんせつな、かみさまみたいな、ゆうかんなきつねおにいちゃん」なのです。
「ほんとうの愛とは、みかえりをのぞまないこと。」どこかで誰がそう言ったのをきいたことがあります。
きつねおにいちゃんの彼らに対する愛は本物でした。たとえ、はじまりが残酷だったとしても。
はらぺこだったきつねおにいちゃんはとても満足そうに死んでいきます。たくさんもらった愛を胸に抱えて。
とっぴんぱらりのぷうとお話が終わった時、読んだ人の心にきつねおにいちゃんの
愛が届きます。
ぐりとぐらのあいうえお
2002/07/23 00:16
おもわず、ほほえむ。きづくと、うなずく。
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「あいうえお」の五十音が愛おしく思えるほど、あったかい絵本です。
てのひらにのるサイズの絵本の中に、平和で楽しくおだやかな、ぐりとぐらワールドがくりひろげられています。自然のなかで、いろんな動物、お花、食べ物が登場し、山脇さんのかわいい絵がついています。あいうえおのお勉強はもちろん、認識絵本、1ページずつのショートストーリーブックとしても楽しめます。最後の「ん?」に思わずにっこり。またはじめから読みたくなってしまいますよ。
おんなじコンビの「なぞなぞえほん」もおすすめ!!
Zちゃん かべのあな
2002/09/24 00:06
zちゃん哲学
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かべのあなのなかにはなにがある?
えんぴつ? うしさん?
まっくらなあなのなか。
そこには、はてしない想像と無限の可能性があるのでした。
あなのなかからzちゃんがひとつだけ選んでもってかえった、いちばんほしかったものとは?
「ガロ」デビューの井口真吾がくりひろげる、オシャレで哲学的な絵本。
かなりあやしい?人相のzちゃん。
でも一度読んでしまったら、あなたもzちゃんのとりこに!!
おいしいおとなあに?
2002/07/28 16:04
うまそう!!
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ぱくっ/もぐもぐ/じゅーじゅー/ばりぼり/かぷりっ/ぺろっ/つるつる
こうやって書き出してみると結構、音だけで何を食べているのか想像がつきますね。
食べ物をたべてるときってみんなとっても幸せそうな顔をしているものです。
この本の中にでてくる動物たちもとっても満足そう。その動物らしい食べ物をその食べ物にあった場所で、それらしいカッコウをして、そんな音だねという音をたてて食べてます。今から食べられるはずの食べ物たちやスプーンやおなべもなぜか笑顔。いっぱいこぼしてたり、よだれがたらたらだったりするけれどそれがまた、おいしそうに見えるんです。
私が好きなページはジュース屋さん。うつろな顔して栄養にんじんジュースを飲んでいるうさぎの横で腰に手をあてておいしいあおじるを5杯も飲もうとしているかめ。イスの下のかばんの中にはうんどうぐつとトロフィーがのぞいてる。かの有名なあのお話の帰りなのでしょうか?さりげなく置かれたテーブルの上の伝票はうさぎの方向。ということは、ここはうさぎのおごり??なんてね。
おいしいおとを聞きながらいろんなことが想像できる絵本です。
おとうさんがおとうさんになった日
2002/07/27 15:21
おとうさんもがんばってる??
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「おとうさんがおとうさんになった日って、まぶしいんだ。ふるえるんだ。いつものけしきがかがやいてみえるんだ。」
男のひとはずるい。そう思ってた。妊婦は大変。産むのも大変。それなのに・・・
ある日突然お父さんになれるなんてずるい。
でも、このおとうさんは「あの日、おかあさんはまぶしかった」って子供たちにいいます。
そして、おとうさんがおとうさんになっていくようすが外からも心(なか)からもよ〜くわかります。
あかちゃんがうまれてうれしい日。おかあさんがおかあさんになって、おとうさんがおとうさんになって、男の子がおにいちゃんになって、女の子がおねえちゃんに
なる日。
げんきがいっぱい、あたらしいいのち。みんなでむかえたあたらしいかぞく。
もうすぐパパになる人はもちろん、弟妹が生まれるおにいちゃん、おねえちゃんにもおすすめです。
海へさがしに
2002/07/27 14:36
おおきいものほどわすれてしまうもの。
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「おおきいものほど、わすれてしまうものよ。いつでもそこにあることを」
おひさま、水、おつきさまのぎんいろのひかり、波のおと、よあけのはまべのウミガメのあしあと。
大自然の写真と切り絵のコラージュでつくられた、詩的で美しい絵本です。わたしたちの生きている「地球」にはこんなにもすばらしいものがたくさんあるんだということを気づかせてくれます。
「海はね ねがいを きいてくれるのよ」とママが娘にいいます。
「おねがいをしたら さがしてごらん ほしいものが みつかるから」
ないものねだりではなく、あるものに気づくことを教えてくれるママ。そして、そのひみつに気づくことのできる娘。
自然への愛、親子の愛。
読後感はとてもおだやかな気持ちになれます。そう、静かに波うつ海を見た時みたいに・・・
さいごに、「海の新聞」がついていて、海で出会えるいろいろなものが写真いりで
解説されています。
海に行く前、この本を読んでからでかけると、きっと海の偉大さに驚かされることでしょう。新たな発見のために、「海へさがしに」行きませんか?
あっちゃんあがつく たべものあいうえお
2002/07/16 13:16
学べる、遊べる♪素敵な絵本
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「あ」〜「ん」までのた〜くさんの食べ物たちが登場する絵本です。
「あ」はアイスクリーム。「い」はイチゴジャム。「う」はうめぼし。「へ」はヘルシーサラダ。「べ」はベーコンまきまき。
作者の方は「へ」の食べ物を考えるのにとても苦労されたそう。こどもたちに考えてもらって決まったそうです。「べ」まである…そうです、濁音まであるのです。もしかしたら、濁音で始まる名前の子どももいるかもしれない、自分の名前のページがなかったらかわいそうだから濁音もつくりましょうと編集者の方が作者の方にお願いして、ふと〜い本になったそうです。
目、鼻、口がついたラブリーな食べ物たちがいろんな遊びをしながら登場します。かけっこ、なわとび、かるた、糸でんわ、つなひき、つり、フラフープ、羽子板…。みんなとっても楽しそう。「ち」のところででてくるチョコレートたちのパッケージはお馴染みのものばかり、値段もちゃんとコンビニ価格がついています。「つ」のところででてくるつきみそばと「ざ」のところででてくるざるそばは同じそばやさんで食べているようです(お店の背景がいっしょ)。
まだまだ、いっぱいチマチマ遊びができます。そうバムケロみたいに!! とにかくおもしろくって、その上ためになる、素敵な絵本です。
この本が気に入った方は、同じさいとうさんの作品、「おいしいおとなぁに?」も必見です。
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