JBSさんのレビュー一覧
投稿者:JBS
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阿片王 満州の夜と霧
2005/08/04 00:47
大傑作にも瑕瑾あり
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
さすがは信頼のブランド、佐野眞一である。
厚さでは「巨怪伝」や「カリスマ」に及ばないが、内容ではそれらを遙かに凌駕する。
で、なにが問題なのかというと、「いたいけな少女」という非日本語が頻出することである。佐野氏本人ではなく「若いスタッフ」が打った部分なのだろうけど、大新潮の編集者も平気で見逃しているようではねぇ…
読書会
2007/01/22 13:36
正体見たり
12人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
内容はまずまず面白いと思う。
個人的には、昔好きだった山田正紀がなぜ好きじゃなくなったのかがはっきり判ったのが(皮肉な意味で)収穫だった。
恩田さんが、自分はオスカー・ピーターソンが好きだけど日本ではビル・エヴァンスやソニー・クラークに比べて評価が低いと述べたのに対して、「めちゃくちゃ巧い、だけどハートがない」などと乱暴なことを言っているのである。
つまり、山田正紀は、泣かせる方が笑わせるより高尚だ、という感覚なのであろう。「マイルスは泣いているけど、お前のは笑っている」とタモリをけなした早稲田の先輩のように。
ピーターソンの演奏にハートがないなどというのは、半可通の物言いでしかない。ピーターソンの本質は歌心にあり、テクニックだって歌心の表現のためのものなのだ。
テクニックだけでハートのない「消費物」しか出せなくなった山田正紀が何を言うか!
「神獣聖戦」が再刊された読もうかとも思っていたが、これではっきり読まなくてもいいと見切りが付けられる。
山田正紀にはサラリーマン作家に徹してもらって、もうSFには関わらないでくれといいたい。
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