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えるさんのレビュー一覧

投稿者:える

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紙の本超バカの壁

2006/08/12 13:01

題名で誤解

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 なんだか題名だけを見ると、世の中の「バカ」を指摘し叱り付ける、という内容を想像し、今まで敬遠しておりましたが、養老孟司氏の講演会に参加する機会に恵まれ、大変感銘を受け、帰りに書店でこの本を手に取りました。
 人生で巡り合う様々な問題、人間関係・いじめ・男女間の事、靖国参拝やライブドアなどの時事問題、テロ・戦争・中韓関係・少子化問題・ネットと幅広い話題について、養老氏が私ならこう考える、こう思うという見方のモデルを分かり易く示してくれます。
 養老氏の提示する違った見方は、奇を衒ったものではないので、なるほどと思わせてくれ、当事者が主観的になり過ぎる事を諌め、視野を広げて客観的に物事を見る大切さを教えてくれます。
 特に印象に残ったのは「誤解」についての件でした。
 誤解する、誤解されるは人生にままある事で、誤解された時の不愉快さは多くの方が経験されていることでしょう。
 しかし養老氏は誤解して損をするのは相手だといいます。それだけ真実から遠ざかっているから、なのだそうです。誤解するのは人の勝手で、自分はできるだけきちんとやるしかない。そうすれば誤解した相手が損をする確立が高くなるということです。
 この考え方には勇気づけられますし、これからはなるべく誤解をしないように気をつけようと身が引き締まる思いがしました。なにしろ題名だけを見て判断し、養老氏の著作と出会う機会をあやうく逃すところでしたから。

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