小金さんのレビュー一覧
投稿者:小金
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凡人の逆襲
2002/12/19 15:42
金ピカ人生希望者必読……?
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『口コミ伝染病』や『非常識な成功法則』でベストセラーを連発する実践マーケッター神田 昌典氏がパートーナーとして選んだのは、長野県茅野市で地域一番の工務店を経営する平 秀信氏。平氏は数年前まで普通の「コツコツ努力するしがない」サラリーマンにすぎなかったという。リストラを経験した平氏が神田氏の理論と出会うことによって成功への道を歩みだす。
タイトルがいい。ネクタイ姿のサラリーマンが満員電車で揺られながら、本書を必死で読んでる姿が想像できる。
冒頭、現代人は「怒り」を忘れてしまっている、もっと怒れ! とあおりにも似た文章が続く。成功へのきっかけは「コンプレックス」や「欲」、「怒り」などの激しい感情が必要だと説いている。だだし、勢いだけでことを起こし失敗した人たちの例をあげることを忘れていない。
独立への注意点は次の三つ。(1)動機、(2)集客力、(3)セールス力。
これらがそろっていなければ、今は「待ち」の時だという。著者は、サラリーマンをしてるということは会社という場でリスクがほとんどなく、自分の実力に磨きがかけられる、と励ます。
読んでいると、成功への道はそれぞれの段階や筋道があるのが分かる。登山と同じで、頂上への道は一本道でない。しかし、冬山に普段着で登るような無謀な人が災難に遭うのは確実だ。
結局、本書を読んで実際に実行するのは、トップ5%理論ではないが100人のうち5人くらいなんだろう。 あとの人はどうしてるのかって? 登山ガイドを読んで、山に登った気持ちになっているだけ。
読後は、熟考し実践あるのみ。
ところで、この文章を書いてる僕は男だが、女性がこの本を読むと、どう思うのだろう? 仕事の場で虐げられているのは、男性はもちろんのこと、女性のほうが多いはずだ。
細かいことを言うようだが、著者たちの、「サラリーマン」という書き方がちょっと気になるのであった。逆に言うなら、本書の対象を冒頭で書いたような、しがないサラリーマンに絞り込んでいるのだろうと思ったりした。
もうひとつ文句をつけるなら、DTPの組版がこなれていなくて、読んでいて疲れることだ。それでも1,2時間でさらりと読めるだろう。
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