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風鈴音さんのレビュー一覧

投稿者:風鈴音

5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本ゴーストハント 2 人形の檻

2011/03/06 10:00

ホラーと推理小説の両方の欲求を満たす作品

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

元々は、講談社X文庫ティーンズハート文庫で出版された本のリライトです。元々の本も全て読んだのですが、その時点で、ティーンズハートという文字数の少ない本当にライトノベルズの本にも関わらず、その内容のすごさに驚かされたものです。
このシリーズを読んだ後に、同じような本を読みたくなり、たくさんのホラーを読みました。
怖い本もたくさんありました。文章力や想像力に驚かされる本もありましたが、この本のように、すっきり!!するストーリーは他にありませんでした。
純粋にホラーのみをお好きな人には、物足りないかもしれませんが、きちんと怖くて、かつ現実的で、しかもしっかりした結論と解決がある!
こういうストーリーはなかなか無いと思います。
リライト前の作品も、多少詰めが甘いところはあったにしても、かなりの完成度だと思っていましたが、このリライトはすごい!
長くなったことで、内容的にも充実したし、理論も現実的な世界観もきちんと構築されています。
この後、5冊ほど続きが出るらしいのですが、今から楽しみで待ちきれません。

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紙の本ゴーストハント 3 乙女ノ祈リ

2011/05/05 21:29

欲張り読者にオススメのシリーズ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ホラーの怖さは、微妙なバランスの上に成り立つと思います。
現実とフィクション。理論と想像。
そのバランスが、絶妙なのがこのシリーズ。
フィクションや想像ばかりに寄ったホラーは、怖く描こうと思えば、いくらでも怖くは描けているものの、現実から離れすぎて、ちょっと考えてしまうと、怖さ半減。ご都合主義に走ってしまいます。
また、最後が灰色(黒の場合も・・・)のものも、それが現実的だとは思うものの、すっきりしない。
そんな欲張り読者に、このシリーズはぴったり!現実とフィクションのバランスが本当に絶妙です。
ただ、この「乙女ノ祈リ」は、そのバランスが良すぎて、ちょっと地味な仕上がりになってしまっています。
現実に織り込まれる創造と想像が、あまりにも自然にはまり込んでしまって、いわゆる「ホラー小説」的な怖さが少々減、なところがちょっと残念。
けれども、現実に何か理論や理性を越えたことが起こった場合、一体人はどう行動するのか?それが、現実的に描かれていて、後で想像すると、怖さがじんわり染みてきます。
理論的にストーリーが展開するので、頭を働かせながら読むハメに陥り、それによって、ぐんぐんと引き込まれて行きます。
人間の心の闇まで描かれている最後のシーンが絶妙!
是非、シリーズを通して読んでもらいたい本です。
しかし、ず~っと小説の方だけ読んで来ましたが、ここに来て、ナルの美貌が気になってきました。コミックの方にも手を出すべきか?悩むところです。

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紙の本百器徒然袋−雨 文庫版

2011/04/03 14:38

恋に落ちました

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

薀蓄大好き!長編大好き!しかもシリーズならなおさら大歓迎。
そんな私でも、殺伐としたシリーズを読破した後に待っていたこの何とも痛快でほっとするこの1冊には、がんばった(いや。好きで読んでただろ?という周囲の感想は抜きにして)ご褒美をもらったような気分になりました。
この楽しみは、シリーズをここまで読んだ人にしか味わえないもので、京極堂一味その他を知った人だけが楽しめるものです。
しかも、それまではその奇矯な言動と麗しい見目には存在感を感じていたものの、ここに至るまでは特に気になっていなかった榎津礼二郎さま。
私は、「山嵐」での彼の「お腹ぺこぺこのぺこちゃんだ!」の一言で、すっかり恋に落ちてしまいました。そう。見事なほど、『ぽっっとん!』と。
恋焦がれるヲトメにとって、これからのシリーズでは、礼二郎さまのご活躍を願わずにいられないのです。

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紙の本しあわせにできる 4

2004/05/06 20:41

こんな話でいいのか?(笑)

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

せっかく海外に行ったというのに、主人公はひたすら寝てる(笑)こんな話でいいのか?な感じではあるものの、毎度毎度強引な周囲に振り回される主人公のその振り回されているスピード感が最高に楽しいです。
このスピード感こそ、谷崎泉さんの本領発揮!という感じでしょうか?
ぜひ、このスピード感を皆さんにも楽しんでいただきたい作品です。

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紙の本夏の残像

2004/05/06 20:37

それでも鮮やかな

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

実は個人的に好きな主人公カップルの出番は少なかったものの、それぞれの心情と夏の日差しが鮮やかな作品になっています。
ただ、これがいかにも「続く」というか、ある地点に全てが集結していく過程の段階であるところが読者としては「惜しい! 残念!」そして、「早く次ぎ!」という気分になるところです。
それでも、この帰結していく過程がまぶしく、鮮やかな作品であることは間違いがないと思います。

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