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haruhisasakuraさんのレビュー一覧

投稿者:haruhisasakura

10 件中 1 件~ 10 件を表示

死期の近づいた本人と家族を支援する為のリハビリテーションを考える1冊です。

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 私は、医療従事者であり、(現在は)「社会福祉学」と「医療経済学」を学んでいる社会人大学院生です。この書籍との出会いは、大学教授より薦められた事がきっかけでした。

 著者である大田仁史氏は、医師であり、リハビリテーションを専門としています。この書籍の注目すべき「新しさ」を述べると、大田氏は、現在の医療と福祉の現場で行われている「リハビリテーション」は、「自立が期待できるものにサービスが偏重している」との疑問を感じ、一般的に「終末期」と言われている状態にある、死に近づいた人や、その家族に対しても「リハビリテーション」の概念を取り入れ、「最後まで人間らしさの保障」を行う重要性を述べた上で「終末期リハビリテーション」の概念を定義しているところにあります。また、「終末期リハビリテーション」では、「死」を社会の中で捉えて考える必要があるとも述べています。

 私も、医療政策や医療提供体制、及び、介護保険制度などの制度・政策だけではなく、保健、医療、福祉にかかわるスタッフ自身も、「終末期」のリハビリテーションに対する、対応や意識について、決して高いとは言えないと感じています。

 ここで、私が、この書籍を読んで最も印象に残っている著者の言葉を引用します。それは、「生まれてくる時に祝福された以上に惜しまれて死を迎えなければならない。それは、その時空の間の人生に対する送る側の敬意である」と言う言葉です。

 「死」は誰でも平等に訪れます。私は、「終末期リハビリテーション」を支援する事は、いかに「より良く生きるか」に繋がる重要な事だと改めて思いました。

 大変読みやすい文章で、分りやすく書かれています。保健、医療、福祉にかかわる人だけではなく、多くの方々におすすめできる書籍でした。

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自分自身の「価値観」を大切にする事が,生活を豊かにするヒントです.

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 私は,社会人大学院生で,医療従事者です.私の職場や学校でも,「頭の良い人」はいます.私が思っている「頭の良い人」とは,物事を「効率良く」行い,更に「楽しめる人」を指します.そのような,「頭の良い人」は,生まれ持った資質に(意識+無意識の)努力が加わり,ますます頭が良くなると思います.「頭の良い人」は,ちょっとした頭を良くする工夫が,生活習慣の中にも溢れていると思います.実際に,私の周りで,「頭の良い人」の生活習慣や,考え方触れた時,「なるほど」と思う事が少なくありません.そこで私は,この「なるほど」と思う事を知りたくて,この書籍を手に取りました.

 結論をひと言で申しますと,著者の小泉十三氏は,「頭のいい人」と「イマイチな人」との差は,日常生活のちょっとした工夫や,心がけを習慣化することにあると述べています.そして,本文の中には,頭を良くする為の生活習慣と思考パターンの具体例が,多く書かれています.各章の末には,「頭の良い人」と「イマイチな人」との,違いを箇条書きでまとめてあり,各章のポイントが理解しやすい構成になっています.是非,このまとめを読んで,自己評価してみる事をオススメします.

 私の感想を申しますと,自分自身の価値観を大切にし,それを「育てる努力」をすることが大切であると感じました.また,プラス思考で積極的に,何よりも楽しんで行う事の大切さを再認識しました.結果的に,それが,生活や人生を豊かにする事につながると思いました.そして,そのような人こそが,「頭の良い人」と言えると思います.

 私は,自分の専門分野で「超・スーパースター」には成れませんが,自分の仕事や生活を豊かに出来るように,「頭の良い人」の生活習慣を学びたいと思います.

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効率的な会議のコツは「インタラクション・メソッド(役割分担)」にある.

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 私は,初級管理職の中堅サラリーマンです.最近は,ほぼ毎日のように会議に出席し,中には,会議を開催する事もあります.そこで私は,少しでも効率の良い会議にするように,そのヒントを求めて,この本を手に取りました.

 まずはじめに,主なこの本の特徴を下記に示したいと思います.

 この本は,会議を効率よく行うための,徹底的なハウツー本です.基本的な内容は,「インタラクション・メソッド」の活用をもとに書かれています.この,「インタラクション・メソッド」をひと言で申しますと,「役割分担」といえます.その「役割分担」は,下記の4つに分かれており,それぞれ「マネジャー(主宰者)」「ファシリテーター(議事進行)」「メンバー」「書記」です.著者は結論として,効率的な会議の秘訣は,参加者全員が,役割分担を明確に自覚するであると述べています.

 本文全体は,上記役割分担を基本に,「やるべき事」や「越えてはいけない役割内容」等を,丁寧に,事例を通して判りやすく書かれています.加えて,会議の大きさに沿った,メンバーからの意見を引き出す方法や,机や椅子の配置,休憩のタイミング,事前準備の仕方なども細かく学ぶ事も出来ます.本の巻末に,会議の(自己)評価を行う事が出来る「チャックリスト」が付録してあるので,活用してみると良いでしょう.

 私は,書籍の結論として,3つのポイントがあると思いました.それは,「役割分担」,「明確な議題の目的」,「事前準備」です.しかし,私はそれに,ひとつだけプラスして,かつ強調したい事があります.それは,「時間厳守」です.会議に平気で遅刻したり,プレゼンの時間が長かったり…,このような人は,会議をダメにする傾向にあると思います.つまり,会議の委員長は,参加者全員が会議を効率よく行う意識作りと,会議形式を徹底する指導(教育)が必要だと思いました.

 その意味でこの著書は,会議進行の「教科書」的な存在だと言えるでしょう.幅広い年代の社会人にオススメできると思います.

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紙の本廃用身

2003/07/21 15:31

映画化したら大変興味深い作品になると感じました.

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 私は,社会人大学院生で,医療従事者です.『廃用身』の社会(舞台)となっている高齢者の医療と介護の現場は,仕事を通して,体験しております.特に最近は「高齢者虐待」のケースが多く,医療従事者としても,「無力感」を感じる事も少なくありません.

 ところで,私なりに,この作品をひと言で申しますと,著者で実際の医師でもある久坂部氏は,現在の高齢者介護に対する問題提起として,高齢者介護の現場は,家族も医療や介護の従事者も,「本当に高齢者に対して尊厳と敬意を払って,接しているいるのだろうか?」との事を基本にしているようでした.そして,「高齢者の『生活の質(生きがいのある生活)』の向上には,家族や多くの仲間との『愛』や『信頼関係』が最も大切である.」事を述べているように感じました.

 書籍の内容に少し触れますと,主人公の漆原糾(うるしはら ただす)氏は,高齢者の「生活の質」向上を目的として「A(Amputation:切断)ケア」を行います.この,「Aケア」は,廃用(既に運動機能を成し得ない)した身体の一部を切断し,切断した本人の苦痛(神経的・精神的な痛みの多く)を取り除く「ケア」です.しかし,この「Aケア」に対する社会(マスコミ)の反応は,老人虐待の大事件と報道され…と続きます.

 実際の医療現場では,廃用した部分を切断して(もちろん医学的に必要な場合),(当初)本人の希望したように,自宅退院(療養)や外出などが可能になった人を,私は知っています.その意味では,この作品は,極めて,現実に近い内容をテーマにしていると感じました.

 最後になりますが,この作品でも書かれているように,高齢者の「生活の質」向上の為には,家族の愛情や絆が大切だと思います.今後も,少子高齢化で「核家族」や高齢者世帯が急増する中,介護問題や家族構成が複雑化する事がわかっております.その中で,改めて「介護とは何か?」が問われているように感じました.

 また,私は,この作品を映画化することで,高齢者介護問題を社会的に再認識する意味でも,非常に興味深い作品だと思いました.

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紙の本医療マーケティング

2003/06/06 07:56

医療マーケティング理論を応用して、選ばれる医療機関作りをめざそう!!

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 私は、医療経済学を学んでいる社会人大学院生で、医療従事者でもあります。現在の日本は、世界一厳しい!?医療費抑制政策が行われていると言われます。その様な中、我が国の(多くの)医療現場では、地域の方々に選ばれる医療機関を目標に、いろいろなアイデアを出して、自らをアピールし、医療機関の経営や運営を必死になっている現状です。

 結論から申し上げると、書籍の特長は、「患者から選ばれる医療機関を目指す為に、医療業界にもマーケティング理論の活用が必要である」という事を中心に述べています。逆に、医療機関現場の具体的な事例を挙げた上で、医療マーケティングを説明しているハウツー本ではありませんのでご注意ください。

 間違いなく、医療もサービス業です。しかし、医療現場で扱うサービス(主に治療)に関しては、消費者である患者にとって、医療の質に関する比較を行うことが非常に困難なのが実状です。つまり、患者にとって、「ベストな治療とは何か?」を自らが判断することは非常に困難である事をさします。これを、患者と医療従事者間における「情報の非対称性」と言います。

 著者の真野俊樹氏は、患者である消費者と、医療機関とのすれ違い(情報の非対称性)を、少しでも無くす為には、医療分野にもマーケティング理論の活用が必要であることを訴えています。同時に、真野氏は、「マーケティング思考はコミュニケーションスキルである」とも述べ、医療機関が、地域に根ざし、信頼関係の構築を目指して、患者に選ばれるようになる為には、地道な努力とマーケティング理論の活用が必要だと結論付けています。

 一方、患者側にも、提案していることがあります。それは、複雑な医療界の中で、自分に会った、(よい)医療を受ける為には、医療機関を選択する力を養えるように、患者側にも「努力が必要」と書いています。

 私は、医療過誤による医療不信が高まる中、患者と医療機関が共に歩み寄り、お互いの努力と協力の元に、少しでも「質の高い医療」を築き上げる事が出来ればよいと思いました。

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「聞く技術」は良好な対人関係に「効き」そうです。

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 私は社会人大学院生で、医療従事者でもあります。仕事がら、対人援助(支援)では、もっとも「聞く技術」が求められますし、もちろん、組織人としても、大切なことだと実感しいます。私は、「聞く技術」をもう一度、自分なりに見直そうと思い、店頭でこの書籍を手に取りました。


 著書の特徴を幾つかあげます。
 
 1. 著者は心理学者(博士)です。心理学などに裏付けされた技術を、職場をベース」に、大変判りやすく、また読みやすい文章で書かれています。

 2. 相手の「無意識」な部分を、「意識化」する会話(質問)の方法、相手から、よい意見を引き出す技術を学ぶことができます。

 3. 具体的な例を「OKダイアログ・NGダイアログ」という形で取り上げて、上司と部下、同僚同士などの、日常的な会話からのヒントを読者に判りやすく書かれています。

 4. 会話にとって重要な、非言語的な部分(アイコンタクト・うなずき・相手との距離・目線のあわせ方)も書かれています。


  最後に、今後の著者に期待する事、書いてほしい事を述べます。


 1. 非言語コミュニケーションで、「服装」の与える会話への影響。
 
 2. 仕事以外(主に家庭・夫婦間)での、「聞く技術」。

  以上の点にも触れてもらうと、大変興味深いと思いました。

  この著書で、「聞ける」テクニック(のヒントを)を学ぶことができま
すので、新社会人〜ベテランまで、幅広い「社会人」にオススメできます。

  

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紙の本「コメント力」を鍛える

2003/05/18 22:57

コメントに対する考え方の「超一般論」

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 私は、社会人大学院生で、医療経済学を学んでいる者です。職場に限らず、大学院生としても、授業(ゼミ)や研究発表などで、「コメント力」が求められ、重視されます。そこで私は、書籍のタイトルに惹かれて読みました。

 感想から申しますと、特に(私自身としては、)得るものはありませんでした。その理由は、私が「方法論」を期待していたからです。つまり、この書籍には、「方法論」に関した内容は殆どありません。しかし、一つだけ面白い表現がありました。それは、『「コメント力」=情報料理術』という言葉です。これは、私にとって面白い発見でした。


 ところで、この書籍の内容は、主に2つに分けて考えられると思います。

(1) 著者(有田芳生氏)はジャーナリストですが、テレビコメンテーターとして、活動することとなった個人史について。

(2) 書く事と、テレビでコメントする事(方法)の違い。

  著者は、「コメント力」に関して、自分の言葉で対象を理解し、認識し、相手に伝える事だと説明しています。また、認識とは、「人間を理解する力」とも述べています。更に、伝える側は、「コメントに込められた熱意と真剣さ」が大切であると書いています。

 私にとっては、コメントに対する考え方の、「超一般論」でした。

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「捨てる!」技術とは、物(モノ・者)を大切にする技術です。

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私は、社会人大学院生の2年生です。仕事歴は、新卒後、7年目を迎えている一般サラリーマンです。

 前作(「捨てる!」技術)に引き続き、本書も読みました。前作と比較すると、本作は「物(モノ)に対する接し方」を中心に述べられていると思います。これは、サブタイトル(「メンテナンス!」の方法)にも表されています。

 著者は、自分を取り巻く、様々な「物(モノ・者)」に対して、自分自身にとっての「価値」と、「(持つべき)必要で適度な量」を見出す事が大切であると述べています。更に、「物(モノ・者)」自身が、本来持っている機能や、使い勝手は、時代と共に変化し、時には、価値が下がるかもしれないが、使い手が、(気持ちを込めて)「メンテナンス」を実行する事により、使い手にとっての、「物(モノ・者)」の価値は高まると述べています。それが、結果的に、使い手の「生活の質を向上」させ、「物(モノ・者)」を大切にする事に繋がると結論付けています。

 私はこの書籍を読んで、「捨てること」を考えて手に入れる(購入する)大切さを学びました。この書籍は、あらゆる物に囲まれて暮らしている、現代人にとって、物への価値を再認識させてくれる一冊です。万人にオススメできます。

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「医療経済学」の立場らか書かれた、読みやすく面白い書籍です。医療従事者の方にもオススメです。

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 私は、「医療経済学」を学ぶ社会人大学院生であり、医療従事者でもあります。この書籍は、メインタイトルよりも、サブタイトル(治療費の経済学)が、より内容の中心を表しているように感じました。医療にかかるお金を、「コスト(患者の自己負担)」と「費用(医療機関がかかるお金)」とに分けて、国際比較も交えながら、「患者」と「治療学」の視点で幅広く、「日本の医療問題」について書かれています。この書籍の特長は、3つあると思います。1)具体的なデータを用い、表や図を豊富に取り入れてあり、(文章も読みやすく)理解しやすい。 2)医療費の国際比較がされており、日本の特徴が理解できる。3)病気別のコスト(生活習慣病・肝炎・高度先進医療など)が記載されている。
 著者は、まとめとして、自分の健康は自分でまもる意識をしっかりともち、予防医療に気をつけること。また、医療の質や患者満足度の向上については、「患者参加が重要である」と述べています。
 総評として、「医療経済学」の立場らか書かれた、大変読みやすく面白い書籍でした。医療従事者の方にもオススメです。

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一般的な医療問題を幅広く知りたい人にはオススメです。

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 私は医療従事者です。この書籍でもっとも興味深かったのは、巻末資料(pp239-278)のアンケート調査です。アンケートは、市民と病院に対して行ったものです。市民アンケートでは、全体として「医療の満足度」は高いが、「情報公開(カルテ開示など)」や「医療費自己負担」への不満も高かったなど、市民の率直な意見をしることができます。医療従事者の私とすれば、病院・診療所の選択基準のアンケートで、「口コミ参考・近さ重視」の結果には、改めて興味を持ちました。
 一方、病院へのアンケート結果については、、「世界一厳しい医療費抑制!?」が行われている、日本において、病院経営の視点から(も)、厳しい現実をうかがい知ることができます。興味深いのは、「職員配置基準を満たしていない病院が2割」、「医療事故防止対策の現状で、実際の報告は少ない(殆どない)」など、医療現場の実態を垣間見ることができます。
 総評として、大変読みやすく、一般的な医療問題を幅広く知りたい人にはオススメです。

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