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海の王子さまさんのレビュー一覧

投稿者:海の王子さま

37 件中 31 件~ 37 件を表示

紙の本バカの壁

2004/04/05 21:50

不愉快だけどヒントは多いぜ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「まえがき」にあるように、著者が話したことを編集部の人が文章化したとのことで。ず〜っと 話し言葉 で綴られています。僕は養老先生の授業を受けたことはありませんけれども、読んでいるうちに、大学で講義を聴いているような気分になってしまいました。文章にすると、少し調子が強すぎるのかな?という気もしましたが。

「バカの壁」という遠慮のないタイトルの通り、ワリと強い調子(で、かつ話し言葉)で全編を語りきっています。「まえがき」を読まずに本文だけ読んだら、きっと僕は著者のことを遠慮のない人、押しの強い人、頑固な人だと思ったでしょう。

正直なところ、あまり 思いやり を感じさせる文体(語調?)ではないので、読んでいて多少不愉快に感じる箇所もありました。でもでも、なかなか考えるヒントになる本で。なるほど、よく売れているワケです。ただし、書かれていることはあくまで著者の意見。ほんとうなのかなぁ?と、しっかり自分で考えましょう。

「バカの壁」サイコー!ってのが、きっと一番バカな読み方です。

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雨が降るなら「ふだんのおこない」を見直してみよう

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人生というのは選択の瞬間に満ちていて、大きな失敗は小さな選択の誤りが重なって生じるものですよ。ほんとうに自分が目指している通りになるためには、まずオートパイロットによる行動をやめて、きちんと選択をしていかなくてはなりません。その選択の瞬間に問うべき質問は…というお話。

「なかなか思ったとおりにならない!」というのは、何か大きなミスをしているからではなくって、それこそ 普段の行い なんだなぁと思いました。明確な ビジョン があって、それに向けた努力もしているツモリ。なのに「なんだか思ったとおりにいかない!」とお悩みの方には、オススメな一冊です。

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デジタルとかアナログとか、そういうのを超えて。

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「デジタル時代の」というタイトルの通り、そして、僕の期待を少しだけ裏切って。「クリエイターに求められる条件」が「デジタル時代」であってもアナログのことを忘れるわけにはいかんのだよー、ワシの若い頃はな〜。そんな内容でした。

もちろん、これからクリエイタになろうと思っている人にとっては、参考になることが多いでしょう。そういう人にはオススメな一冊かもしれません。(そういえば、どうして僕はこんな本を読んだんだろう?)

ただ、デジタルかアナログかってのは メソッド の違いであって。もちろん、そこから出てくる成果や結論には違いはあるだろうし、多くの場合はデジタルで処理した方が能率的だったりするんだろうけれども。その根底にある“シゴトということ”は、メソッドの違いを超えて、デジタルだろうがアナログだろうが変わらないんだろうな。そんなことを思いました。

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物理学の不思議な距離感

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僕らの宇宙は、何とも言いようのない広大な空間です。太陽系ですら広大だというのに(という前に、広大な太平洋の上で何人の船乗りたちが海に沈んでいったか、広大なサハラ砂漠の中で何人の行商人たちが砂に埋もれていったか。。。。)、その太陽系は銀河系のちっぽけな部分に過ぎなくって、銀河系はほかの銀河と銀河団を作っていて、銀河団は超銀河団を構成していて、さらにグレートウォールという構造が。。。。うわぁ、広すぎます、宇宙。

そんな広い広い宇宙も、最初はほんの一点でした。という、有名なビッグバン理論。だからなのでしょうか、広い広い宇宙を語るのに、分子や原子よりももっともっと小さな世界の話をしなければなりません。

生化学は生体内での化学反応に関与する分子に注目するし、免疫学は生体内の免疫という系にフォーカスを合わせます。生態学は動植物を固体ごと、あるいは群として捕らえます。そんな生物学にどっぷり漬かってきた僕には、大きな宇宙を語るのに小さな素粒子の世界を見ていかなくてはならない物理学の ものの見方 がよく分かりません。理屈としては分かっても、感覚として捕らえなれないという、そんな感じ。

何度も同じような話が繰り返されたり、急に著者の経歴ばかりを語るようになったり。どことなく フツーの本 とは違う匂いがしましたが、なるほど、口述筆記で書かれた本なのだそうです。

宇宙の96%が何でできているのか分かっていない。そんなこと、知ってました?

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紙の本希望の国のエクソダス

2004/07/06 23:51

とても壮大な

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パキスタンのナマムギ事件で始まる物語は全国的な中学生の集団不登校問題に発展し、国会を巻き込み、経済を巻き込み、ネットワークは成長を遂げ、やがて梅雨のない北海道に…という壮大なお話。それを雑誌記者の視点から描いています。

そんな中学生騒動の中にあっても、おとなにはおとなの生活があって。僕は毎月のお食事シーンが好きでした。食事やその場での会話、話をしながらの考察や逡巡がいきいきと描かれていて。特に懐石料理がよかったです。そういうウンチクは、さすが村上龍ですね(あまりいい意味ではありません) 。

残念だったのが、ストーリィがリアルに未来を描こうとしていたこと。出版されてから時間とともに、そのリアリティが色褪せて。2002年の出版当時なら、そうとうおもしろく読めただろうにな。そんな気がしました。

友人某氏による「星3.5」という評価には、同感です。

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紙の本インストール

2004/04/04 17:54

才気あふれるお子さまの遊び?

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「蹴りたい背中」で芥川賞を射止めた 綿矢りさ の作品。著者は現在、高校3年生なのだそうです。へぇー、そうなんですか。高校生としてはよく書けている小説かもしれません。視線も新鮮だし。けど、書店に並んでしまえば小説は小説。著者の属性はオマケの情報にしか過ぎません。つまり、肝心なのは中身。芥川賞作家の作品ですよ!と期待して読んだ僕がバカだったのかもしれません。

僕だったらどうする?ということを考えながら、僕は小説を楽しみます。(同時に、このとき著者は何を考えていたんだろう?ということも考えると、読む楽しみはずっと大きくなります。) 「インストール」に出てくるのは、登校拒否な高校生 私 と大人びた小学生 かずよし、オンボロのパソコンと風俗チャット、それからコーラ。小道具として、このコーラはものすごく重要なんだけれども、「そんなのってありぃ?」な使い方をされてしまう点が非常に残念でした。

読みながら、僕が「高校生の書いた小説だ」ということを意識しすぎてしまったためでしょうか。作品に対して、ずいぶんと稚拙な印象をもってしまいました。(すまぬの。>綿矢ファン) うーん、芥川賞作品「蹴りたい背中」はどうなんだろう? ちょっと気にはなっているけれども、お子さまの遊びにはいつまでも付き合っていられないのですよ、という気もします。

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おもしろい、けどイタく読みにくい。

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ブログって、どんなものなんだろう?という疑問に答える一冊。ブログと非ブログの違いは何だろう? どうしてブログがおもしろいんだろう? ブログの魅力って何だろう? ブログを楽しむにはどうすればいいんだろう? そんな疑問にビシバシと答えを示してくれます。僕はブログを知らないワケではないし、実際にツールを使ってみたことはある。けれども、とても発見の多い本でした。特にブログを ウェブ日記の新たな形態 としか認識できていないのなら、認識を変えるためにも読んでみるベシ!なのです。

んでもね、んでもね。日本語がヘタなんです、この本。著者は外国人で、日本語版を出版するにあたって翻訳をしてくれた人がいるのですが。どうも、高校の英語の授業で「それじゃ、ここのところを佐藤くん、和訳して!」っていう感じのエーゴ日本語なのです。もぉ、とてもとても読みづらい。僕に一声いただけたら、日本語訳を より日本語訳 に書き換えて差し上げたのに。そんなことを思いながら、なんとか最後まで読みきりました。

そして、そんな日本語版を作り上げてしまった翻訳者による「訳者あとがき」のページは、なんと 蛍光ピンク と 蛍光イエロー の斑点がチラチラとする紙にグレーの文字を印刷するというありえない構成。もぉ「読むな」っていうサインとしてしか受け取ることができません。ヒソカに「訳者あとがき」を期待していたんだけどなぁ。コンビニでモノクロコピーしたらいいのかな? あ、ひょっとしてそれを期待してます?

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