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anーnonさんのレビュー一覧

投稿者:anーnon

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紙の本おばあちゃんは木になった

2002/07/09 16:18

地図から消えた村・徳山村。ダムの底に沈む村の変化する様子とそこに暮らすジジババたち姿を写真と文で綴る

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

地図から消えた村・徳山村。やがてダムの底に沈む村の刻々と変化する様子とそこに暮らす元気なジジババたちの姿を写真と文で綴る。

 岐阜県揖斐郡徳山村。
 昭和50年代には1600人もの人が暮らしていたこの村も、ダムの底に沈むことが決まってからは、村民が次々に街に引っ越した。そして、昭和62年の春、隣の藤橋村と合併し、地図からも消えた。しかし、何人かのお年寄りが、「すぐにダムができんのなら、もう少し生まれ育った村で暮らしたい」と、村に戻ってきた。
 これは、カメラマン・大西暢夫が、1991(平成3)年から現在にいたるまで、刻々と変化する村の状況とそこに戻り暮らす8人のジジババたちの姿を、写真と文で綴ったものである。
 徳山村の一日は、日が昇り、日が沈むまでの明るい時間だけ。あとは、真っ暗な夜の闇が村を覆う。
 —毎日が違う。楽しい日もあれば、つらい日だってある。晴れている日もあれば、雨の日もある。でも、みんなここが好きだから、いつも笑っている。
 —「ここには神さまがおるよ」水の神さま、光の神さま、山の神さま、土の神さま、木の神さま、そして、ご先祖さま。
 70歳、80歳を過ぎても、途方もなく元気なジジババたちの、すばらしくステキな笑顔が、ここにはたくさんある。
 しかし、ダム建設のため、家がこわされていく。みんな取りこわされていく・・・。
 —ある夏の暑い日、はつよさんはこの世を去った。はつよさんはトチの木が大好きだった。毎年、実がなるのを楽しみにしていた。はつよさんはきっと、自分が一番好きな木になったんだ。そして徳山村の木の神さまになったんだ。
 あふれる情報の洪水のなか、子ども時代から、欲望を刺激され、時間に追い立てられる毎日。郷愁とか癒しとかではなく、もっと人間の根源的なところで「生きるとはどういうことなのか」「生きていく上で大切なものは何なのか」を静かに伝えてくれる一冊である。

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おとうさんがおとうさんになった日の感動を熱く語る!家族讃歌の一冊。

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 おかあさんが3人目の赤ちゃんをもうすぐ自宅で出産するので、休暇をとったおとうさん。生まれてくる赤ちゃんを心待ちにしながらの、子ども達との会話。 
 「おかあさんは、あかちゃんがうまれておかあさんになったの?」「そうだよ」
—これは、極めてわかりやすい。みんな納得!
 「じゃあ、おとうさんは、いつおとうさんになったの? どうしておとうさんになったってわかったの? あかちゃんうまないのに、どうしてそうおもったの?」
 「おとうさんがおとうさんになった日って、まぶしいんだ。ふるえるんだ。いつものけしきがかがやいてみえるんだ。なんだかくすぐったいんだ。なんだかふしぎなちからがわいてくるんだ。」
—おとうさんは、おとうさんになった日の感動を思い起こし、熱く語ります。
 その時、おかあさんのおなかが痛くなって、いよいよ赤ちゃんが生まれる時が…。
 『おかあさんがおかあさんになった日』の長野ヒデ子さんの新作。新しい命の誕生を家族で迎える喜びが全ページを通じてあふれています。
 赤ちゃんが生まれた時って、実は微妙に感情が揺れ動いたりするものだけれど、この作品は、おとうさんになったさらなる自覚、おにいちゃんになった喜び、おねえちゃんになった喜び、といったプラス面の気持ちが、子どもの目線にたってていねいに描かれています。
 おとうさんの存在をアピールするためにも使える一冊。『父の日』にもオススメ!

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