グロービス・マネジメント・インスティテュートさんのレビュー一覧
投稿者:グロービス・マネジメント・インスティテュート
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紙の本個を活かし企業を変える 絶えざる企業変革を促す3つの“I”
2002/07/01 17:55
【著者コメント】
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人と組織の観点から企業の根源的体質改善を図っていくための「企業変革」アプローチとは?
本書は、弊社オーガニゼーション・ラーニング部門におけるこれまでの人材・組織開発分野での経験とノウハウを体系化してまとめたもので、法人向け人材・組織開発事業に関わる初のオリジナルの書籍です。
その内容は、同事業における現場知に根ざしたグロービスならではのコンセプトと事例を提示したものとなっています。
本書の中心テーマは、「企業変革」です。しかしながら、これまでの変革を扱った書籍とは大きく異なり、以下の3つの特徴を備えています。
◇変革の本質を、原点に立ち返って問い直す
企業変革について、その本質は何か、原点に立ち返ってとらえなおし、変革を一度限りのものとみなすのではなく、そのあるべき姿を「絶えざる企業変革の実現」にあるととらえています
◇変革の鍵として人と組織に焦点をあてる
これまでの書籍が戦略やシステムの改革による企業再生について取り上げたものが中心であったのに対し、本書は、人と組織に焦点をあて、個人の開発を組織の力に転換し、企業の自己変革力を高めることで、絶えざる企業変革の実現するという変革の道筋を示しています。
◇理論と実例の両面から実践的に描く
理論的枠組みの中心として、三つの"I "(Independence(自立)、Identity(経営 理念・ビジョンの共有)、Interaction (インタラクション))という新たなコンセプトを提示するとともに、これらを実現するためのアプローチを3つのステップに分解して示しています。同時に、実際の取材に基づく具体的な企業事例を示すことで、実践的な内容を目指しています。
厳しい経営環境のもと多くの企業が変革を迫られる中、本書が広く経営者やビジネス・パーソンにとっての企業変革の道標として、一助となることを願っています。
紙の本MBA人材マネジメント
2002/07/01 17:51
【著者コメント】人と組織のシステムづくりを考える、MBAシリーズ最新刊
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「戦略はつくったものの、実行が伴わない」というのは、珍しい話ではありません。「組織は戦略にしたがう」というように、戦略に応じた最適な「組織」、あるいはその戦略の実行を担う「人」の活かし方を考えることは、以前にも増して重要になってきています。
7月11日発刊予定のグロービスのMBAシリーズ第10弾『MBA人材マネジメント』(グロービス・マネジメント・インスティテュート編、ダイヤモンド社)は、「人・組織」をテーマに、組織および組織で働く人を取り巻く問題について、企業としてどう考えるべきかを体系的にまとめたものです。
一般にMBAで人・組織の問題は、大きく2つの切り口から考えられています。
1つは、リーダーシップやエンパワーメントなど、「人の行動」を対象とした「組織行動学」という見方、もう1つは、組織構造や評価制度などの「仕組み」のつくり方やその動かし方を対象とする「人的資源管理」という見方です。
本書では、後者の「人的資源管理」に内容を絞り込み、従来の日本的な考え方と対比しながら、組織構造、人事システム(採用・配置、評価、報酬、能力開発)、組織文化といった項目ごとに詳しい解説を試みています。
また今日の企業経営において重要なトピックとなっている、キャリアの形成と企業年金についても触れながら、企業全体における「人・組織」の位置づけ、その仕組みの全体像を示し、人・組織の問題を網羅的に解説することに注力しています。
市場が複雑化し、従来型の硬直的な制度に限界がみえてきている中で、ビジネスの成果を最大化するための新たな人事のあり方を模索されているビジネスリーダーにとって、本書が、そのヒントを得る一助になることを願っています。
なお本書で解説している「仕組み」の理解に加え、同時発売の『個を活かし企業を変える』(グロービス・マネジメント・インスティテュート著/東洋経済新報社)により、人と組織の観点から企業の根源的体質改善を図っていくための「企業変革」アプローチについても合わせて参考にして頂ければ幸いです。
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