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永田 博さんのレビュー一覧

投稿者:永田 博

25 件中 16 件~ 25 件を表示

管理会計の基本と会計ビッグバンに端を発する先進的な考え方をレクチャーする経営陣必須の入門テキスト

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 残念ながらというか,もはや常識と呼ぶべきか,現在の日本企業の経営実態は,諸外国の投資家たちに不透明極まりないと映るようだ。「日本企業の決算書は信用できない」「日本の財務諸表は地雷源だ」などの批判の数々,また監査報告書までも「この決算書は日本の会計・監査基準に通じた利用者向けである」と皮肉たっぷりに語られる始末である。そして,これらの評価はそのまま,日本売り,株安に直結し,日本経済が瀕死の状態から抜け出せない大きな足かせとなってしまった。
 しかし,だからこそ,2000年3月期決算からの連結決算,時価会計,キャッシュフロー計算表といった世界標準の会計制度の導入は,生みの苦しみが予想されるとはいえ,歓迎すべき新制度となろう。今日本企業にとってもっとも必要な信用力を再度取り戻すターニングポイントにもなりうるのだ。日本式の会計実務にどっぷりとつかってきた経営者,事業部長など幹部層らが,本書で先進的な管理会計の基礎を学ばれたら幸いである。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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企業改革の新手法の1つ,企業分割制度。新制度の内容から活用法までのすべてを一気に解説

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 2001年4月から導入されたばかりの会社分割制度。ここでいう,この「会社分割」とは,1つの会社をただ2つ以上に分けることではない。ある営業分野を自社の営業内容から分割して外に出し,他の会社に承継させる仕組みをさす。狙うところは,事業の再構築や時代に即した活力を持たせるためであり,多様な企業再編を図る手段として活用しようと期待する企業は少なくない。
 本書は,「会社分割」という新しい手法の基本的な内容として,その正しい知識とメリットがどこにあるか,ひと目で分かるようにまとめている。さらに,会社分割を実際に行う際に,留意するべき手順,具体的な手続きや書式がしっかりと記されている。当然想定されるであろう課題についても触れ,それをいかにクリアしたらよいのかという解決方法も明示していて,親切な内容となっている。これ1冊で,新しい経営手法「会社分割」のすべてが理解できるというわけである。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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企業価値の評価を算定するのに必須の資本コスト。これを理解する実践的な解説書で経営者必読のテキスト

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 ここ4,5年の間に日本企業でも株主価値や企業価値といった視点がよく話題となっている。具体的には,株主資本利益率(ROE),経済付加価値(EVA)といった概念がそれである。これらの企業価値,あるいは事業の価値やプロジェクトの価値をどう評価するかという根本的な点で重要になってくるのが,「資本コスト」。本書は価値評価の「ツール」ともいえる資本コストについて,本格的な解説を展開した数少ない書として特筆される。
 原著は,米国の経営大学院(MBA)で今でも基本的なテキストとして広く使われている名著で,米国のMBAを目指す人や実業界で,資本コストを勉強するうえでは「バイブル」の1册との評価も得ているほど。企業経営者,財務担当者,そしてアナリスト,学生にとっては,企業価値といものを理解するうえで,ぜひとも目を通しておきたい解説書といえよう。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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紙の本実践貿易実務 第6版

2001/03/18 22:16

貿易関係のビジネスを遂行するために,知っておくべき貿易取引の基礎から実践までをまとめた手引書

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 本書は,ここ10年余にわたって定評を得て来た貿易実務における手引書の最新版(第6版)。著者は長らくジェトロで貿易関係のノウハウを積んできた第一人者である。最新版では,国際競争の原理を理解するために必要な国際取引の原則を新たに加えたほか,2000年インコタームズの改定,さらには日本版ビッグバン導入に伴う輸出入規制などの改正に即した実務面での解説が加えられている。貿易実務の実態に適応した事項をできる限り盛り込んでおり,格好の手引書といえよう。
 これまで同様に,国際取引の原則,WTO,IT革命の貿易実務への影響,貿易手続き,外国為替や商業英語などの通信文書,そして契約概念,さらにはクレーム対策といった基本的で重要な事項をがもれなくカバーしている。まさに貿易取引の初歩から応用実践までを解説したものであり,机の上に常備しておきたい1冊となっている。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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人事・賃金制度の大幅な改革のなかで,問題に直面する企業の労務管理のあり方をズバリ解き明かす

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 企業の人事・労務担当者にとっては必読の1冊である。激変する労働関係の諸問題について,その問題点と解決を的確に説いているからである。企業を取り巻く法制面を見回すと,大きく変ぼうを遂げている。会社分割による労働契約承継法,新裁量労働制,派遣法と職安法の大改正など,法制度の変化がそれだ。加えて,執行役員制度,年俸制度,アウトソーシング,パート労働者の雇用増大,ベテラン社員のリストラなどの問題も差し迫った問題である。いずれも従来の人事・労務制度では対応できないのは,周知の事実であろう。
 本書は,このような大きなうねりのなかで,企業が適切に人事・賃金制度を変更し,それに沿った労務管理をいかに実施したらよいのか,という視点に立ってまとめられており,労務担当者にとっては数多くの示唆が得られる。81の基本的な質問形式に対応して,具体的かつ実践的に解説してあり,どこからでも読める構成で工夫している。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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紙の本成果型年俸制の実務

2001/03/13 18:16

日本式成果型年俸制は人件費の削減に主眼をおかず,改革の火を燃え上がらせる導火線でなくてはならない

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 アメリカ型の経営的価値観は「カネ,カネ,カネ」であり,反対に人間性を尊重するのが日本の経営的価値観であると,対比させる。日本企業が成果型年俸制を導入する場合,賃金と仕事の乖離(かいり)を埋めるに当たって「賃金へし折り法」ではなく,その賃金に合わせて人材を育成,活用する方向を目指すことが生き残りの道であると説く。こうした精神論がベースとなって,具体的な賃金基準の作成方法が示される。
 実務書ではあるが,かなり「哲学的」な論調が濃い。読者によってはこうした精神性を古臭く感じるかもしれない。またアメリカ型経営を指向する向きならずとも,人材育成という時間のかかる手法にこだわることへの疑問も抱くことになるかもしれない。後半の具体的な業績評価基準策定作業の中では2つの事例が示され,「ヒト得点」算出事例と,賞与支給額の算出事例が示される。単純な数字合わせではなく,そこに「人間性」をおり込んでの評価基準ということで,かなり難解である。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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棚卸しという基本の手順から,IT時代の最新手法までを網羅。在庫管理の仕組みと目的を図表で解説

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 ERP(全社的な業務管理),SCM(サプライ・チェーン・マネジメント)? さてこの略語はなにを示しているかおわかりであろうか。実はどれも在庫管理上,現在重要視されている手法・考え方を示すキーワードなのだ。この在庫管理そのものは,企業の管理手法としてはいわば,古くて新しいテーマ。だれでもが多かれ少なかれかかわってきているが,その実,いざきちんと問題解決するとなると厄介なテーマでもある。ことに近年は,経済の先行き不透明さやマーケットの動向が読みづらくなってきており,余分な在庫を抱えることは企業にとっては極力避けねばならない問題になってきている。
 本書は,今こそトータルシステムとしての在庫管理が求められており,在庫管理のシステムをマネジメントサイクルの観点から再構築する必要があるとの認識に立ち,入門書として,また実務者のガイド役になることを主眼に書かれている。棚卸しといった基本事項はもちろん,IT時代の最新手法を数多く取り上げていて,それらの仕組みと目的が図表中心に構成されていて,わかりやすい解説を心掛けている点が感じられる。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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日本には日本のやり方がある。ツールとしての有効性は生かしつつ,日本のやり方にマッチした打開策をとれ!

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 とにかく痛快な本。あまりの明解さに笑ってしまうほどだ。書かれていることは至極単純で当たり前のことだが,それに強い共感を覚えるのは,日本人があまりに複雑な迷路に自分を追い込んでしまっているからだ。欧米のコンサルタントが推し進める経営戦略がいかに日本企業に合わないか,もっと直感的でわかりやすい旗(行動原理)を見いだせと叱咤(しった)する。「大事なのはスピードではなく,俊敏な経営である。それはサッカーで突然やってきたチャンスにとっさに体の切れで勝負するようなもの」。かつて日本をナンバーワンに押し上げた「ワンワンワン」とは。「知能型ロボットより昆虫型ロボット」とはなど,示唆にとんだ“語録”であふれかえる。そして「会社を変える50時間」とは…。
 「日本には日本のやり方がある」。やたら流行に振り回されて横文字の経営手法を取り入れるより,身にあった手法,日本という土壌にあったやり方にこそ有効な改善策は潜んでいる,とスタンフォード大で学んだ著者は力説する。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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セブン−イレブンが進めようとするeビジネスとは?コンビニ業界を含む流通業界が変わろうとしている!

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 コンビニ業界の巨人,セブン−イレブンが進めるeビジネスの解説をはじめ,コンビニ業界の置かれている状況,さらに流通業の全体像が一望できる本。
 なにはともあれ,セブン−イレブンが展開するバーチャルショップ「セブンドリーム・ドットコム」(http://shop.7dream.com/)をのぞいてみよう。そこにはセブン−イレブンのリアル店舗には並んでいない,さまざま商品が揃っている。時計・貴金属,パソコン,おもちゃ,車情報,本,旅行,音楽配信などである。同社がeビジネスに本格的に取り組むのは基本的には,ほかのコンビニ各社と同様,売り上げ面で伸び悩みを見せる既存店へのてこ入れだが,無論それだけではない。将来は住民票発行などの行政サービス,預金の出し入れを中心にした金融サービスなど,万人の生活に密着したサービスを提供していくというのである。
 ただ,本書は,同社のeビジネス展開を手放しで絶賛しているわけではない。2000年度,2001年度と200〜400億円のeビジネスへの投資を行い,eビジネスの売上目標を2001年1500億円,2003年3000億円と見込んでいることを「かなり甘い予想」という。
 一方,同社の親会社,イトーヨーカ堂が推し進める「IYバンク」にも言及する。いうまでもなくヨーカ堂グループが推し進める,金融業への新規参入である。当初はセブン−イレブン3500店舗にATMを設置して,そこでの入出金,振込などのサービスを提供するもの。顧客サービスの一環であるが,「表向き理由とは別に,ニュービジネスへの参入も考えており,こちらのほうが将来的には面白いビジネスになりそう」という。そのニュービジネスがどのようなものかについては残念ながら触れていない。
 
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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計数管理と人事管理を軸に,経営改革を図るためのノウハウを,詳細な実例をもとにわかりやすく解説

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 経営コンサルティング会社が著した本は数多いが,そうしたなかで,本書の最大の特徴は,実際にコンサルティングした2つの会社を実例としてまな板の上にのせ,徹底した情報公開を行っている点である。普通,コンサルティング会社の書く本は手の内を全部は見せず,“お後はコンサルタント契約締結後のお楽しみ”とばかり肝心な部分は秘匿するものだが,本書はあまり隠さず,かなりの部分まで公開している。
 2つの事例のうち1社は,バブル期に一気に業績をあげ,規模だけは拡大したものの,“成果優先”に甘んじてきたために,本社が営業所へのコントロール機能を失うなど,もはや組織の体をなしていない。バブル期に成り上がった企業に多いタイプではあるが,今も決して少なくないパターンだろう。そこにコンサルタント会社が乗り込んで,次々に問題を解決する様がわかりやすく解説され,同時に企業が一般的に抱える問題への取り組み方法や,IT投資の方向性が示される。バブルの“負の遺産”に苦しむ経営者にお薦め。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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