綱美恵さんのレビュー一覧
投稿者:綱美恵
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あの子
2000/09/29 11:58
編集者のオススメコメント
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帯にありますように、「あの子とおらんほうがええで」という噂から始まります。
噂はどんどん広がり、止まるところ知らず状態に…。
はたして、理不尽な噂を断つことはできるのか。
といったテーマです。
ともすれば鬱陶しい重いテーマですが、デザイン処理で成功していると思います。
表紙の顔、絵はこの顔ばっかりです。
はじめは、なんでおんなじ顔ばっかりなん? と気持ち悪ささえ感じるのですが、ページを繰っていくと、これは同じ顔で良いんだと納得させるものがあります。
不思議なインパクトがあり、何人かの人に見てもらいましたが、皆さん、目が張り付くようです。
小学校の先生にも複数見てもらいました。最後の子はあんたやで、さあ、あんたやったらなんて言う?という使い方もできるとのこと。
5才〜大人を対象にしましたが、共感するのはたぶん小学校高学年〜若い人では? と考えています。学校で使ってもらえるか、若い人が面白がってくれそうだなと考えています。
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きつねのぼんおどり
2000/08/28 12:17
エディターズ・レビュー
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梅雨が明けると盆踊りの季節です。
伝統的な民間行事は珍しくなってきた中で、親しみのある盆踊り。
この絵本は、盆踊りの精神文化の深さや、精霊信仰の不思議さを子どもの目を通して幻想的に描かれています。
少年は、近づくなと言われた森へ行きます。
そこで出会う、妖しく温かな世界。
山下明生の磨き上げられた美しい文に、見事に呼応する宇野亜喜良の絵が必見です。青を基調に描かれた印象的な作品世界に、魅了されることでしょう。
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