金築 真さんのレビュー一覧
投稿者:金築 真
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3次元コンピュータ・アニメーションの原理 3Dコンピュータグラフィックスによるモデリング、レンダリング、アニメーション 第2版
2000/12/28 12:16
3Dアニメーションの基本原理を,図版やグラフを多用して,全くの初心者にも理解できるように解説
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3DCGによるアニメーション(本書では「3Dコンピュータ・アニメーション」と表記)を実際に製作している人,または系統的に学ぼうとしている人を対象に書かれている。書名にもあるように,あくまで原理の解説に徹しており,特定のアプリケーションの使用法などについては全く触れられていない。
前書きや結びなどを除くと,全体は大きく7章に分かれており,それぞれ「モデリング」「レンダリング」「アニメーション」「進んだアニメーション手法」「合成と特殊効果」「記録」「製作プラン」を解説している。「進んだ…手法」とは,動力学,モーションキャプチャ,メタボール,粒子(パーティクル)などの比較的新しい(ただし,市販のアプリケーションで採用されている,実用レベルの技術に限られる)手法のことである。また「記録」の章では,作成した映像をビデオやフィルムに記録する方法やその注意点が述べられている。「製作プラン」ではその名の通り,作品製作を効率的に進めるための計画の立て方について解説されているが,そこで繰り返し述べられているのは,ストーリーボードの重要性である。
本書は,読者が3DCGやアニメーションに関する予備知識を全く持っていないという想定で書かれているので,用語や概念の定義から懇切丁寧に解説されている。数式の類は全く使われておらず,逆に図やグラフを多用して,文章だけでは伝えきれない部分を視覚的にわかりやすく示している。原理の説明だけでなく,それを実際に使うときの注意点や心構え(使い過ぎないように,など)も書かれており,以外に実用性も高い。
全ページモノクロで,しかも内容はほとんどが原理の説明なので,翻訳のぎこちなさも手伝って正直かなり退屈(初心者にとっては特に)な本ではあるが,原理の解説とは往々にして退屈なものである。そしてこの退屈に打ち勝った者に対しては,本書は十分に報いてくれるはずだ。
(C) ブッククレビュー社 2000
LightWave 3D ver.6スーパーテクニック For Macintosh & Windows
2000/12/16 21:16
ステップアップを目指す人を対象に,実際の作業を通じてLightWaveのテクニックを解説
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人気3DCGソフト「LightWave 3D」の最新版であるver.6の解説書。初めて使う人を対象に,実際の作業を通じて解説している。
本文は「基本編」「創作編」「応用編」の3部構成になっており,基本編ではLightWaveの機能や概念を,創作編ではさまざまなオブジェクトの作成を通じて各種機能の具体的な使い方を,応用編では人物のモデリングからサーフェスやボーンの設定までを,それぞれ解説している。
著者は「ソフトの機能は,実際の作業を通じて身につけるべきだ」という考えを持っているようで(前書きでもそれらしいことを述べている),本書においても,創作編以降ではそれぞれの作例について,どういう機能や工程がポイントになっているかを最初に挙げている。本文中の解説も,ほぼすべての作業工程について,どのコマンドを使用して行うのかを述べている。ここで書かれている通りに作業をすれば,創作編の課題をすべて終える頃にはLightWaveの主な機能はほぼ身につけることができるだろう。
この手の解説本では全ページ4色刷りが標準となっている感があるが,本書もその例に漏れず,カラーの図版を多用して文章だけでは伝えきれない部分を補足している。もしかしたら図の方がメインで,補足しているのは文章の方ではないかと思えるほどだ。
裏表紙に「モデリングからアニメーションまで」と書かれている割に,アニメーションに関する解説が基本編での機能紹介にとどまっているのが気になるが,本気でアニメーションの解説をしようと思ったらそれだけで本が1冊書けてしまうので,限られた紙面ではこれで精一杯なのだろう。いずれこの著者によるアニメーションの解説本が出ることを期待したい。
(C) ブッククレビュー社 2000
ウェブタイポグラフィ インターネットのためのタイポグラフィ
2000/12/16 21:16
美しさと読みやすさに焦点を絞り,タイポグラフィの優れたサイトを挙げてWeb上のタイポグラフィを解説
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序盤ではWebタイポグラフィの目的を論じ,そしてデザイナーが意図した通りに文字を表示するためのテクノロジーについて具体例を挙げて説明している。ただしこれらの例はアルファベットで書かれているため,ここで論じられていることを日本語で応用するには,それなりの技量が必要となるだろう。
中盤以降は美しさと読みやすさに優れたサイトを多数紹介している。また読みづらいサイトやデザインが良くない(と著者が感じた)サイトも皮肉を交えて紹介している。
全ページ4色刷りで図版をふんだんに使用し,視覚的にはそれなりに優れた(良いデザインを多く見ることは,それだけで参考になる)本なのだが,本文の論理展開は残念ながら(デザイナーは感性で勝負するとは言え)不十分と言わざるを得ない。「このサイトはこういうフォントと色遣いで読みやすいように工夫している」といった分析は,読者が自分で行うしかないようだ。
(C) ブッククレビュー社 2000
3Dキャラクター・テクスチャテクニック
2000/12/16 21:15
Photoshopによるテクスチャ作成とLightWaveなどによるテクスチャマッピングのテクニック
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よりリアルな3DCGを作成するためには,オブジェクトの形状を作成する「モデリング」だけでなく,表面の質感を表現する「テクスチャ」の作成も重要である。そしてそれはモデリングと同じくらいの手間がかかるものである。
本書では人物モデルに使用するテクスチャに的を絞り,目,まつげ,顔,髪の毛,身体,服といった具合に部位ごとに章を分けて解説している。それぞれの章ではテクスチャの作成だけでなく,「LightWave 3D」と「Shade」という2つの2DCGソフトを使い,作成したテクスチャをどのように適用していくかについても,手順を追って解説している。
付録として,Photoshopの「フィルタ」機能を活用したテクスチャの作成法についても解説されている。付属のCD-ROMには本文中で使用された画像データがサンプルとして収録されている。
(C) ブッククレビュー社 2000
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