2児のママさんのレビュー一覧
投稿者:2児のママ
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The giving tree Bilingual edition
2003/06/23 11:44
人生の最後に気づくこと…
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一人の男の子の成長とそれを見守る木のお話です。少年と木は、いつも一緒でとても幸せでした。でも、いつしか少年は大きくなり木から離れていってしまいます。そして、何か欲しい物があるときだけ木のところへやってくるのです。木は、それでも喜び少年にいろいろなものを分け与えていきます。そして、最後には何もあげるものがなくなってしまうのですが…。この続きは、この本を手にされた方自身で読むのが良いと思うので書かないでおきます。
“幸せ”や“愛”とかって、その時に実感することって少ないですよね。過ぎてみて気づくことが多い…。そういう哲学的なことを教えてくれる(感じさせてくれる)本です。
本の字数も、男の子が小さい時には1ページに一行…大きくなると一気に行数が増えています。お話の構成上なのかもしれませんが、私にはお話以外にも意味があるように思えます。短いお話ですが、いろいろ考えさせられます。
難しい単語は出てきませんので、原書で読まれてみてはいかがでしょうか? 絵本なので英語圏の国々では幼児の読み物なのかもしれませんが、内容の理解は高学年か中学生ぐらいかなとも思います。英語に触れながらお話の本質にも思いを寄せられたら素敵でしょうね。
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