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ばぁさんのレビュー一覧

投稿者:ばぁ

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紙の本ザ・汚染

2003/06/14 19:00

私たちが本当に目指すところ、望むところに向けて

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環境問題のために、私たちは自分のことだけを考えるだけではすまなくなっています。思いつくのは、せいぜい今の地球に生きている人のことでしょう。けれど、もっと広く次世代までを考えにいれようという意見があります。次世代とは将来の子孫のことで、時系列にぐんと広がる…。そんな先のこと、どれくらい思っていますか?

この小説は、養豚場誘致を発端にして繰り広げられる、さまざまな人間関係が描かれています。生活環境の問題。でも、それは今(現世代)の問題にとどまりません。業者が倒産すると、その施設は放置されたままになるから。次世代までの問題なのですね。最後まで責任をもってほしいと望わざるを得ません。

反対派の住民が立場を超えて事業に協力するところが、切実ですが、とても興味深いと思いました。この小説は、地域住民や企業のありかた、社会的責任、環境保全など、多くの示唆に富んでいます。目先の利益にとどまらず、私たちは自問自答しながら、本当に目指すところ・望むところに向けて歩んでいかなければなりません。私たちが何を良しとするかをはっきりと意識して行動しなければならない時代になっていると痛感しました。

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