ものみさんのレビュー一覧
投稿者:ものみ
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成功はどこからやってくるのか? 「成功法則」の取扱説明書
2004/12/29 17:49
もう一回ぐらいだまされてもいいか
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「とうとう書いてしまいましたね。」
私がこの本を読み終えたときに得た感想はこれでした。
手にとった理由はこの著者は「成功法則に疑いを持っている。」
と感じたからです。
私にとって今までの成功法則の方法がまったく役に立っていない
ことは言うまでもありません。
私は成功法則の本を読めば読むほど成功法則の著者の資質と
自分との間に違和感を感じていました。
「私と比べてはるかに彼らは行動力があり勇気があり明るい性格である。
成功法則を書く人たちは最初から優秀である。
たとえ高学歴でなくてもそういった資質をもともともっている。」
いわゆる成功法則は「優秀な資質をもつ人→成功」に導く方法論なのです。
なぜこのことを成功法則を書く人は書かないのでしょうか。簡単です。
そんなこと彼らは思いつきもしないからです。
成功法則を望む人はどのような人でしょうか?
それは「成功にもっとも遠い資質を持っている人」です。
餓死寸前の人がもっとも食べ物を望むのと同じ理由です。
しかし、成功者は普通の人を優秀な人にレベルアップする方法を知りません。
もともと優秀な人ですからそんは方法は不要だからです。
私はこのことに気づいてから成功法則の本には手を出さないでいました。
事実として言ってしまえば、
「優秀なひとが成功する」より「成功に遠い資質」の人が
「優秀な資質を持つ人に変る」のほうがはるかに難しいのです。
脳を変える必要があるからだと私は理解しています。生理的な問題です。
成功する人は普通の人よりエンドルフィンが出やすい構造になっている。
これは今まで役に立たなかった成功法則に
書いてありましたから本当か嘘かは知りません。
ただ実感としてこのことは本当のような気がします。
この本で言う「あいつ」のことだと私は理解しています。
この本は「あいつ」の出し方を示してくれてはいます。
だけれどもこれが成功に「最も遠い資質を持つ私」を
「優秀な資質をもつ人」に変えてくれるかどうかはわかりません。
この本の著者がもともと優秀な人であり優秀な人を成功に導く方法に
過ぎないという可能性のほうが高いのです。本を出すくらいですから。
まあいままで十数年の時間とお金を無駄にしてきましたから、
「まあもう一回ぐらいだまされてもいいか」とは思っています。
私が体験上うすうす気づいていたことをはっきり明記してくれましたので、
この本は私にとってはとてもよい本でした。
成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語
2004/05/01 12:16
難しいものなんですね
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家族の中で誰かが調子が良くなると誰かが悪くなる。
ある集団があると2割の人が良く働き、6割が普通、2割がダメといいますが、そういった物事が家族内でも発生するのですね。
人が人生においてモチベーションにできるものはそんなに多くなく、そのモチベーションの裏に隠れているもので優越感と劣等感がありますから、家族内にもそういった感情が存在するというのは、家族間にはそのような感情はないと信じたがる人にとってはショックがあるかもしれませんね。私の幸せと家族の幸せは一致すると信じたがるタイプの人たちのことです。
ギリシャ神話にある「父親殺し」の神話もこれらの話と重なるように感じられて、文体が小説風であることから一気に読みきれた楽しさがありました。
しかし経済的な利害が一致している人たちですら、なかなか心理的な利益は一致しないという話は非常に考えさせられる点があります。
自分の父母を鑑みてもそうですね。昭和一桁台生まれの親がいる家庭では、高度経済成長にうまく乗って、バブル崩壊前に引退できてますので、全員が小成功者という幸せな世代であることから、そのころの親を持つ子供世代はこの本に結構頷けるところがあったのではないでしょうか?
人の心というものはなかなかうまくはいかないものなのだなあと思いつつも、そんなことは心配しないですむ自分の収入を考えて、ちょっと寂しい気持ちにさせてくれる本でもあります。
どん底からの成功法則
2004/03/23 21:30
意外でした
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私は、成功法則と銘打ってある本がとても好きで、いわゆるマーフィの法則、心理学、脳生理学を中心にしたもの、宗教関連まで幅広く読むのですが、この本に関しては実は最初読む気はなかったというのが本当のところでした。
というのは作者がマネーの虎に出演していたこと、そして実際の成功者が記載している本はえてしてその作者にしかできないであろうことが多数記載されているため役に立たないことが多かったからです。
だから何度か本屋で見かけたときは手に取ることもなかったのですが、あるとき何気なく読み始めて、あっという間に1/3読み終えてしまったのでした。面白い。しかも現実的でした。
ふつう成功法則とあるものは「目的を明確化せよ。まず心構えをこうしなさい。イメージをこう持ちなさい。」といったような自分の内面を変えることから入っていくことが多い、いやほどんどそうなのですが、
この本を読んで一番深く感銘を受けたことは、
「深く考えることよりもまず行動」でした。
「繰り返し失敗してそのうちのうまくいったことの一つが成功」でした。
考えてみればあたりまえで、自分の内面をいくらいじりまわしても自分の外側に影響を与えなければお金も入ってこないし仕事もできるようになるわけはなかったのでした。
なんというか、そんな当たり前のことを一番重視してこなかった私のアホさ加減を教えてくれたとても良い本でした。
上京ものがたり
2004/12/20 07:23
しかしとても気持ちのいいはめられかただった
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西原理恵子氏の作品は叙情的なものとめちゃめちゃなものとあるけれどもどちらも本人が体験したことで感じたことを書いていることが特徴なんだと思う。
上京ものがたりに記載したことは作家としてやっていく上での信念の核にある部分を形成する過程を自伝的に踏み込んで書いてある。
これは、発表する上でかなり勇気がいる事なんじゃないだろうか。
自分の本当に大事なものは非難されたくないからなるたけ隠しておく。
なのに出してきた。かなり赤裸々に。
この本で私が一番心に残った言葉は、
「私も安心だよといって欲しい。私も大丈夫だといわれたい。それはもう自分でやらなければいけないことで、まだ、子供の私はそれを誰かがしてくれるのを待ってばかりいた。」だった。
たぶん作者の思惑通りに私ははめられたのだと思う。しかしとても気持ちのいいはめられかただった。
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