サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. 一読者さんのレビュー一覧

一読者さんのレビュー一覧

投稿者:一読者

6 件中 1 件~ 6 件を表示

紙の本

自閉者さんが語る「自閉症」シリーズ第2弾

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

以前、この本と同じ出版社の花風社より出た「自閉っ子、こういう風にできてます!」を、自閉者さんが語る「自閉症」シリーズ第1弾とすれば、本書は第2弾です。 自閉症の専門家が語るよりも、ある意味当たり前ですが、自閉者さんが語る自閉症の話の方が「血が通っている」のです(より切実だからかも知れません)。 この本もその一冊です。 身近に「ヘンなやつ」とか「困った人」などに、長い事悩まされて来た人たちが読むと、もしかすると「ああ、こういう事だったのか」と腑に落ちるかもしれない本です。 今までは「自閉症の本」と言うと、読む側もかなり辛い感じで読まなくてはなりませんでしたが、この本は、ほとんど、そうした事は無いです。 だからと言って、決して不真面目なものではありません。 自閉症の子供って、こんな、くらしをしていたんだなーっていうのを知るのも、また、興味の尽きないものです。 みなさんで、この本を、かわいがって読んであげてください。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

とにかく広く、色々の人に読んで欲しい本。

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「自閉」と「普通」の、この世の認識の仕方の違いを、なるべく具体的に
自閉の当事者さんたちと、花風社の浅見淳子社長さんが、生き生きと対談ふうに語ってくれます。浅見社長さんの、ことばを借りれば「目からウロコの話」が詰まっている本でもあります。また、小暮さんによるマンガ風なイラストも好感がもてます。 広く、色々の立場の人たちが、読んで少しでも、この二つの世界の「違い」を知って欲しいとの願いから、出来た本です。 とても、温かみのある本なので、結構、深刻に成り勝ちな内容にもかかわらず、読み易いのも特徴です。 是非たくさんの人に読んでもらいたいです。 

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

家族の痕跡

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「至る所で、自分自身を見る」と言うのならば、「家族」を語るのは、一つのよい方法だと感じた本でした。 しかし、なんか、「居場所」のない人の、「居場所」探しのような気にもなりましたが、たとえ独り者であっても、子供の頃に育った場所としての家族は体験している訳だし、また、生まれてすぐに「孤児」に成ったとしても、「生みの親より、育ての親」で、なんらかの形の家族は持つ訳だから、すべての人たちに読んでもらいたい一冊です。 私は、一気に読んでしまいました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

内容の「激しさ」を包んで、余りある穏やかな文章で書かれています。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

どうしても、ことが、事だけに内容は「激しい」ものになりがちですが、この著者の持つ文章力によって、それが実にマロヤカに表現されており、読む側としては、そのマロヤカさに導かれて、その「激しい」内容の話を、まるで苦い薬を「糖衣錠」で飲むかのように、読めてしまいます。 そして一番大切な所は、いかにして、著者である藤家寛子(ふじいえ ひろこ)さんが、御自身のアスペルガー症候群と、どう、おつき合いしているか、また、その時にどの様なチエを発揮されているか、はたまた、まわりの御家族とのコミニケーションに、どのような苦労と、そして、そこから、どのように楽しみを見付け、「愛」を見付け、感謝へと変わっていったかが、淡々と書かれています。 後に、藤家寛子さんの講演会に行った「印象」では、とても「おしとやか」そうで、語り口調も淡々とされていたのが、とても好印象でした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

本は薄いが、中身は濃い。簡単に読める分、「印象」に残る。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本自体は、実に薄い小冊子のようですが、その分簡単に読めます。 それゆえ、読後に強く「印象」に残る、濃くて、あたたかい内容の本です。 そして「自閉症」関係の本で、これほどコンパクトに、まとまった本も珍しいかもしれません。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

紙の本噓猫

2005/01/08 18:05

気に入った猫ほど、死なずに「消える。」のです。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 一度でも猫を飼った人なら、読むと同感することが多々ある本です。
猫は、人のムクな優しさと、寂しさに敏感で、それを嗅ぎ付けて寄って来てくれます(多少、バーター取り引きの感はありますが)。 また、猫は、人の「恐ろしさ」も敏感に察知します。
 そこが、この本に見事に描かれている気がします。
 著者が、始め、西も東も分からぬ土地で、寂しい思いをしていた時に、母猫と出会い、そのうちに、段々と、身の回りの人びとと、うまく付き合えるようになってくると、始めの頃の「人と猫との関係」が、たとえ、著者氏が、優しく付き合ったとしても、段々と薄れて行く様子がみてとれます。 それでも、最後まで、付き合った猫は死なずに「消える。」のです。 猫は、人のくらしの事情を、全身の毛の先っぼか、何かで読み取って生きている生物なのかもしれません。 猫の魅力と「猫との縁」の不思議さが、いっぱいに溢れた本と言ってもよさそうです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

6 件中 1 件~ 6 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。