躁竜さんのレビュー一覧
投稿者:躁竜
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ネフィムの魔海
2003/12/31 17:25
ミステリーと冒険
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ミステリーという概念を知ったのはいつだか忘れてしまったが、初めて「本」というものに夢中になったタイトルは、はっきり憶えている。
小学校三年のときに読んだ、アルセーヌルパンシリーズ。そして、少女探偵ナンシーシリーズ。それから、ライトノベルに入っていった。
大人になった今も、いわゆる一般書籍とともに、私は変わらずライトノベルを読んでいるが、最近少し食傷気味だったのも確かだ。
そんな中、この本に出合えたのは幸運だったと思う。
人殺し、陰湿な悪意、強引で愛憎にまみれた犯行動機、残酷な描写……は、ミステリーでありながら、このシリーズにはまったく無縁のもの。
アルセーヌルパンやナンシーを彷彿とさせる、子供が読んでも安心で、大人が読んでも面白く、十数年たったあともきっと「あれ、面白かったな」と思える本。
魅力的な登場人物と、ワクワクする舞台に引っ張られるまま、ページをめくっていけばいい。ドキドキしながら読み進め、最後のページを読み終わったとき「ああ、終わっちゃった。早く次の巻が読みたい」と、図書館に駆け込んだ、あの子供の頃の気持ち。それを、再び味わうことができた。
今現在学生の人にも、そして昔、上記ようなのシリーズが好きで、いまだにライトノベルを手放せない大人の人にも、自信を持ってお勧めできるシリーズだ。
9S 2
2004/01/16 11:39
古き良き時代の
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葉山透は、どこか古き良き時代のライトノベルを彷彿とさせる。
凝り固まったSFや、キャラ小説としてでなく、楽しいなんでもありのアクション小説というのが一番当てはまっている感じ。
前作のルーク&レイリアとはまったく違う世界観なのだが、どちらもしっかりとした話の構成と世界観のなかで、キャラクター達がいきいきと動いており、読んでいてとても楽しい。
9Sはシリーズ化が決まったようで、二作目の今作は一話完結の前作よりキャラクターが増え、話に広がりができてきた。
一巻の中で一つの事件をきちんと解決しつつ、次巻への複線を広げていく手法は安心して読んでいられる。
女性キャラのみならず、男性キャラでも魅力的な登場人物も登場し、三巻からがとても楽しみだ。
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