だめ教師さんのレビュー一覧
投稿者:だめ教師
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自立への旅今日も一漕ぎ
2005/06/19 10:44
友達の輪に飛び込む子
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『主治医から「貴方は、一生歩けません」と宣告されたらどうしますか?』 から始まっている。「ハハーン、私はこんなに苦労したのだという闘病記の一つだな」そんな気持ちで読み始めた。
しかし、そんな考えは一掃された。病歴は紹介だけだった。半年間の閉じこもりから脱出し、精神的自立の過程を3段階16ステップに的確に、ユーモアを交えてまとめている。買い求めた夜、10時より読み始め、一気に読み終わったのが、朝の3時だった。
筆者が、車いすに乗り始めたころ、「子どもたちに、経験談を語ってくれませんか』と知り合いの校長さんから依頼された。即座に断ったそうだ。筆者の幼児期、春の植木市に来るサーカス団のメーンは『蛇女(蛇を口から出し入れする女)』『針男(針が打たれているむしろ上を歩く男)』を思い出したのです。自分の姿が蛇女、針男と同じに映ってしまったのです。ましては純真無垢な子どもたちの前に惨めな自分像をさらけ出す勇気はなかった。
そんな見方しか出来なかった人が、今では、国内外どこまでも出かけてしまうようになったのです。そして、出会う元気のない人に「人生、いつでも、どこでも華になれる』と叫び続けているのです。
出会う九十九人には歓迎されなくとも、一人は歓迎してくれるだろう。
やろうとする九十九個は出来なくと、一個は出来ることがあろう
一ヶ所ぐらいは行ける所があるだろう。
などが出発点でした。一つが二つに、二つが三つに高まっていったのです。
本書では、16ステップを、いくつかの事例を通して「Aでは〇〇だった。Bでも〇〇だった。Cでも〇〇だった。だから、□には〇〇がいい」と結論付けしている。
私は教職の身であり、クラス内に元気のない子がいる。その子が元気を取り戻し、友達の輪の中に飛び込んで行けるよう、本書を利用したいと思っている。
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