ある銀行員Aさんのレビュー一覧

銀行員の皆さん是非とも一読し上司に勧めてやってください

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表題や筆者のプロフィールから何か非常に期待できるような気がして、この本を読み始めました。
最初のくだりから多少難しく、理解困難な語句もありますが、続けて読んでいくと第２章から想像していた以上のコメントが並びます。
稟議中心主義、合議でなければ物事が決められない無責任主義、また何十年も人事考課の中心のなってきた減点主義。
組織では、現場をほとんど知らない企画部員や人事部員が銀行の中心的な政策を決めてしまったいるという現状。
銀行の中心にいると思わずわすれてしまうような非効率業務などとてもおもしろい内容になっています。
またそのような問題提起にとどまらず、具体的にはどのようにすればよいのか、その改革の骨子も箇条書きにされており、今後の銀行には必要不可欠なものが盛り込まれています。
銀行改革には是非とも必要な1冊です。