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ピュアピュアさんのレビュー一覧

投稿者:ピュアピュア

3 件中 1 件~ 3 件を表示

したたかに純愛

2004/04/18 15:06

恋は金平糖。ぐるぐる回って、棘をつけ、角を立てて、色を乗せ、そして最後に甘くなる。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 高校時代ライバル同士だった瑞彦と透。瑞彦は人気者で出来ないことをあっさりと成し遂げてしまう男だった。一方透は常識人間で、そんな瑞彦が大嫌いだった。二人は数年を経て再会したが、その構図はあまり代わらない。ただ、瑞彦の方がいち早く透への想いに気づき、ありのままの心を透に晒すようになっていった。
 楽天的で軟派な瑞彦が必死に透を口説くのがたまらないですね! 手を変え、品を変え、とにかくひたすらアタック。しかし、透は女王様気質なので、外見的にはなかなか落ちません。が、心はすっかり囚われているのですよね…自覚はないのですが…お互いがお互いに振り回されていると思って、煮詰まっていくのが、歯がゆくて面白いです(つーか、早く気づけよってな感じ…)。とにかく瑞彦の台詞がたまらない。さりげなく、軽い調子で、ドキッとするようなこと言うんです。「この楽天的な俺が、おまえなしだと先行きは暗いとドツボにはまって落ち込んで」とか、さらりと言っちゃうんです。もう、最高! その台詞をこれまた絶妙な台詞で返す透もかなりのしたたか者です。会話がとてもテンポよく、二人の性格や感情が上手に表現されてます。結局、二人とも、相手のことはよく分かっているんですよね。考え方も行動パターンも。分かっているけど、理解できない、するもんかってな感じです。そのあたりの葛藤も読みごたえたっぷり! 最後はBL特有のハッピーエンドですが、ハッピーエンドになるタイミングは今だったんだなぁと感じる作品です。高校時代ではだめだったんですよ。だって、瑞彦は言っていたじゃなーいですか。「俺、高校の時、おまえにはまらなくてよかったかも。高校時代の俺じゃ手に負えなかったろうから…」って。うんうん、透はクセがありすぎるし、アクが強すぎる。でもでも、瑞彦チャン、あなたでなければ透は乗りこなせないわよんっ!!

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親猫は過去に惑う

2004/04/18 16:11

鬼の目にも涙

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 両親の心中という心の傷を負った久住は、芳への執着以外、味覚も感情の起伏も全て失ってしまった。自分の実家である南部建設が、彼らを追い詰めたことに責任を感じた芳は、なんとか久住を回復させようと試みる。そのけなげさを見るにつけ、久住は不安に苛まれる。味覚や感情を取り戻して芳を喜ばせてあげたいと思う反面、全てを取り戻したら、芳はもう見向きもしないのではないかと。壊れたままでいることででしか、芳をつなぎ止めておけないのだと。
 揺れる久住に芳の兄である海斗があることを企む。好きでもない人と結婚させられることによる八つ当たりだ。一枚の写真が引き金になり、様々な過去が明らかになっていく。芳の父と久住の両親の関係。芳の双子の弟である晶の久住への想い。そして、芳と久住の遠い遠い過去。そう、芳は欲しいと思ったものは必ず手に入れ、絶対に放さない人なのです。エベレストりも高いプライドを持つ一ノ関夫人の暴露ぶりはお見事!で、一ノ関御大の子供じみた行動もなかなか可愛いです。晶のやんちゃぶりと芳のボケぶりも健在です。感動場面も盛りだくさん! 芳の父と久住のご対面にハラハラ、ドキドキ、ホッと胸をなでおろし、海斗の純情ぶりには、ウッときます。初めて登場した芳&晶の母君のほんわかさにも参りました。芳は母似で、晶は叔母似とのこと。納得、納得!
 そして、なんといっても、鬼の目にも涙でしょう…そうなんです、そうなんです、芳のちっちゃい頃の可愛らしさに久住はもうメロメロになってしまい、ついに…ちゃうんです。ちょっとだけ、人間らしくなっちゃうんです。でも、久住さん、心配ご無用! あなたがどんな人になっても、どんな人であっても、芳は決して離れていきませんってば! だって、二人は赤い糸で結ばれているんですから!

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秘めやかな契約

2004/04/19 12:17

ちょっと消化不良、かなりシビアで重ーい、幸せの形

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 父の死により多額の負債を背負わされた瑛人は、体と引き換えにその負債を高城に肩代わりしてもらう。ここまではよくあるストーリーです。普通なら、このまま愛が芽生え、めでたし、めでたし、となるのですが、そうではありません。この高城という男がかなりの複雑人間で、感情の流れが読めません。生い立ちにも関係あるのでしょうが、「愛」を信じておらず、相手をつなぎ止めておく一番強い絆は「憎悪」だと思っているのです。自分も相手を憎み、瑛人からも憎まれることを望むのです。そして、それを実現するために、様々な曲った行動をとります。高城をこんなにしてしまったエピソードも描写されていますが、これがかなりシビアです。高城と瑛人の父の関係もさることながら、高城と瑛人の母の関係には、さすがに不快感を覚えました。唯一の救いは瑛人の純真さと健気さですかね…「憎しみは愛を超える」と考える高城と、「愛は憎しみを超える」と考える瑛人の考え方の違いがそのまま行動に表れ、ストーリーを展開していきます。全体的に大きな出来事はないものの、二人の心の葛藤は読みごたえがあります。高城の想いは理解できなくはないですが、受け入れるのは難しいタイプかな?と思います。お決まりの明るいハッピーエンドが苦手な人、飽きた人にはお勧めのストーリーです。読み終えた後に、すっきりしないかもしれません。ただ、最終的に瑛人は事実を受け入れ、乗り越え、高城を愛する道を選んでいきます。言いたいことは(もちろん二人にです)たくさんありますが、二人がこれでいいと思うのなら、まっ、いいっかーと思わず自分を慰めてしまいました。

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