小道さんのレビュー一覧
投稿者:小道
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孤独か、それに等しいもの
2004/06/03 09:16
悲しみから、元気が出る!
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本屋の新刊書売場で、タイトルに魅かれて買った本。作者が将棋界を描いたノンフィクションから出発した人であることも、最近注目されている小説を書いている人であることも、「野性時代」に掲載されていたことも、何も知らないまま読んだ。
よかった!一気に読んでしまった。物足りなくて引き続き二度目も読んだ。
はじめは女性作家ではないのかと思うぐらい女性の心の機微を描いているのに驚いた。短篇5篇のうち3篇が女性の語り口で書かれている。『八月の傾斜』、『孤独か、それと等しいもの』、『ソウルケージ』。いずれも悲しみを背負ってしまった女性が、悲しみの思い出を捨てて、生きよう!という蘇生の物語だ。それだけに読み終えての爽快感と主人公への愛情が深まるように思う。
⇒詳細 http://www.review-japan.com/folder/p685.html
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