しぃさんのレビュー一覧
投稿者:しぃ
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海辺のカフカ 上
2005/05/10 21:01
ずっと敬遠していました。
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
読み始めてまず感じたのが、詩の様だということ。文章が詩的と言うわけでなく。一章一章が詩の一節で、本まるごと一冊がひとつの詩を成している。(上下巻で2冊だけど)
だから、この作品を楽しむには意味を考えてはいけない。1ページ1ページ、目に入った文章を素直に楽しむ。瞬間瞬間のストーリーを単純に楽しむ。
ドロドロに引き落とされたと思ったら、整然としたリズム感あふれる文章で引き戻される。ズタズタに引き裂かれたと思ったら、軽い文章で心が和む。
読み終えた時、心が揺さぶられすぎたせいか体が震えていた。しばらく何もできなかった。
今まで食わず嫌いで、村上春樹氏の作品を読まなかったことが悔やまれます。空想小説?というかたちをとっていますが、恐ろしく現実的な作品です。「現実」ってものをここまでリアルに描き出せる作家を私は知りません。海外では評価が高いそうですが、日本では、あまり評価は高くないらしいですね。もったいない話です。
さらば外務省! 私は小泉首相と売国官僚を許さない
2004/07/19 21:56
まっすぐ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
まっすぐな男、読み始めてまず感じた事である。あいつは、物事がわかってない、バカだなどと、陰口をたたかれ、出世コースからはずれていたに違いない。しかし、私の目には、かっこよく映る。己のイメージするあるべき外交官の姿を常に実践し、国益を一番に行動する姿は美しく感じる。しかし、結局外務省を去る事になり、この本を書くことになる。去った事は、マイナスで無く、著者らしい人生の再スタートに感じる。さて、この本は、実名をバンバン出した、政治家、外務省の犯罪、不正、堕落の暴露本であるが、過激な内容にかかわらず、著者のまっすぐで正直さを感じさせる文面から、全て真実のように感じてしまう。実際、多少の間違いはあっても真実にもとづいてるのであろう。我々一般市民が、知る事が出来ない情報を満載した貴重な一冊であり、頼まれたから、しつこいから等の理由で気安く一票を投じたり、投票場に足を運ばなかったりと言う事が出来なくなる一冊である。
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