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magnoriaさんのレビュー一覧

投稿者:magnoria

17 件中 16 件~ 17 件を表示

恐怖は終わらない…

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東京伝説…。
このシリーズに新刊が出るたび、私たちは新たな恐怖を知るのだろう。
今回も怖い。個人的には前作のほうが怖さ度合いは強かった。しかし今回も怖い。
ご存知でない方のために付け加えておくが、このシリーズの恐怖の対象は幽霊や妖怪ではない。相手は人間である。
ストーカー、変質者……街は恐怖で溢れている。日頃何の変哲も無いように見えるあちこちに、何かがじっと息を潜めているのだ。想像を越える現実に、読者は戦慄覚えずにはいられない。
単なる怖いもの見たさだけでは、この本と対峙することは出来ない。
自分の知らない世界が、新聞に載らない現実を知ることが、護身の一助になるかもれない…そう思わなければ、あまりに恐ろしいリアルが、ページの向こうに待ってる。
都会の闇を覗き見したいのなら、ぜひオススメしたい。

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紙の本ラブ・ミー・プリーズ 侵蝕

2005/01/25 23:19

平凡な生活を脅かす悪夢

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大学講師でありながらも子育てと介護に励む主人公、浅丘涼子。
日に日に彼女は追いつめられていく。
そんな彼女の元に、住み込みの看護師「島原節子」が現れる。完璧に仕事を
こなす節子のおかげで、涼子の生活は安定し始める。
しかし、そんな節子に次第に浅丘家の人々は操られていく。

ありふれた家庭に忍び寄る悪夢が描かれている。
サイコホラーというよりはオカルトに近い。
前半部分は非常に引き込まれるものがあり面白いが、後半は、勢いがありすぎて
ちょっと置いていかれたような気分になるのが若干惜しい。

それにしても、節子、すごすぎ。

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