ushio21さんのレビュー一覧
投稿者：ushio21
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紙の本おとなの工作読本 Ｎｏ．６ 特集トランジスターラジオ誕生５０周年＆レトロゲーム
2006/08/15 15:53
初歩ラジオを思い出す。
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
1950年代。工作ラジオ機器が流行ったあのころ。
電気工作に大きな影響を与えた初歩のラジオが今再び復活である。
この本は1954〜1958年にかけて発行された初歩のラジオから選りすぐりの工作記事を厳選し現在の部品でリメイクされたいわば初歩のラジオ決定版である。
理系離れと騒がれる現代に送る工作魂再建への誘い。
大人から子供まで楽しめるアナログ回路のマジックをデジタル電化で埋め尽くされる現代に再びよみがえらせよう。
半導体ラジオやなつかしのLEDゲームまで数多くの名作品をモーラした最高に楽しい1冊である。
そこのお父さん。初歩のラジオを購読したあの頃を思い出して今、息子と再びあの日の熱き工作少年だった時代を思い出してみてはどうだろうか。
紙の本標準デジカメ撮影講座
2006/08/15 15:09
デジカメ1つで明日から君も!
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デジカメの普及に伴いホームページでも高画質な写真が頻繁に使われるようになった現在。
素人が誰の評価も無しに載せられた写真は、その大半がもったいない物ばかりであることは言うまでもない。
プロ機材じゃなくても素材を生かし見せる写真が撮れる。こんな夢のような話がこの本で現実のものとなる。
この本では普通にあるデジカメでよりよい写真を撮ることが前提であり初心者でも明日からは見せる演出家になれるのである。
ホンの些細な部分も見る側からすると気になる。そんな部分を写真付きで細かく指摘し、今ある機材で最大限の写真を撮れるようにする。あるようでなかった初心者のための写真講座である。
具体的な物体や人物などを取ることが前提であり風景などの撮影については深く記述されていないが、これを読めばネットオークションなどで使用する写真やブログで紹介する美味しい食べ物などをプロ顔負けに撮影することが夢じゃないのである。
人が得る情報の大半は視覚から得られる。その視点をうまく利用して読者により細かい撮影術を教える本として撮影に悩むあなたや趣味でカメラを持つあなたに是非とも一読していただきたい。明日から必ず撮る視点が変わるだろう。
紙の本メタセコイアからはじめよう！ 無料で作る３Ｄキャラクター
2006/08/15 13:20
これからを担う君たちに送る最高の1冊
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
パッケージからも分かるとおり、分かりやすさに視点を置いたあるようでなかった本。
何よりも必要なソフトウェアが無料で楽しめるメタセコイアLEを採用し初心者やソフトウェアの使い方が分からない人でも、本を片手に短時間でマスターできる内容であるところがうれしい。
また、メタセコイアLEがバンドルされているためネット環境がなくても直ぐに始められ、サンプルデータもあるため「ここの仕組みが知りたい」という方にもお勧め。
この夏休み最後の取り組みとしてお子さんと親御さんで楽しみながら覚えるもよし、3D絵本製作の教科書として使うもよし。
初めての人たちに捧げる最高の1冊である。
2006/08/15 12:37
MIDIソフトウェア開発プログラムへの誘い
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MIDIは知っているけれどDTMとしてのプログラムしか分からない。
多分、最近のMIDIプログラミングとはまさにDTMの一部であると思う。
しかし、コンピュータ上で動いている以上は自分でもMIDI制御は出来る。正にこの本はそんな人たちのために書かれた、ちょっとマニアックだけれども凄く貴重な本である。
ただし、題名を見ていただければ分かる通りC言語用に書き下ろされた書物の日本語訳版であり内容も1980年代のRolando機材(MPU-401、Juno-2、MT-32、etc...)やPC98に特化した具体例が盛り込まれている。
その上、プログラムについてはMIDIに関する説明とリストが加えられているだけなのでC言語(Turbo C、C++またはC#)についてそれなりに理解しているのが前提である。(本紙ではTurbo C 2.0、PC-9801シリーズ用が前提)
何れにせよ、日本ではMIDIに関する文献の大半は打ち込みテクであり、プログラム自体の文献はほとんど存在しない。この本も貴重な書物の一つとして抑えておいて損はないだろう。
紙の本エミュレータ研究室 ２００５ パソコンは最強のゲームマシンだ！！
2006/08/15 12:17
エミュレータの世界へようこそ
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『エミュレータ研究室』名前の如しエミュレータを知り尽くした彼ら(MMK International)が送る渾身の研究本。
初心者から上級者までをモーラしたその内容には、わずか160ページとは思えないほどの内容が書いておる。
BASICにNES(ファミコン)やGBA(ゲームボーイアドバンス)を攻めるもよし最先端にPS2(プレイステーション2)やGC(ゲームキューブ)を攻めるもよし。購入したあなたがその道を開く事ができる。
また、エミュレータ史上最強のハードウェアであるセガシリーズについても、最新の情報が記載されているのは見逃せない。
私自身、この本に出会うまでエミュレータの世界について何も知らなかった(ことを痛切に感じさせられた)。
この本を切り口にあなたもエミュレータの世界を体験してみてはどうだろうか。
紙の本旅行記作家マーク・トウェイン 知られざる旅と投機の日々
2006/08/15 11:52
「トム・ソーヤーの冒険」は彼の序章に過ぎなかった。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
私たちはマーク・トウェインについて何を知っているだろうか？
大抵の人たちに聞くと返答は「トム・ソーヤーの冒険」の作者と答えるであろう。
現在となっては日本人の大半が彼は児童文学作家であると勘違いしている。
私はこの本に出会って、初めてマーク・トウェインという一人の作家に出会った気がする。
この本はマーク・トウェインの人生についてかなり詳しくかかれている。題名にもある通り彼が旅行記作家といえる根本的な理由から彼のターニングポイントにおける旅行記への誘いが記述されている。
何よりもこの本のお勧めは私の投稿のように堅くないということである。誰にでも読みやすく活字離れの進んでいた私でさえサラリと読めてしまったのには驚いた。
有名な検索サイトでさえ間違われた知識が流れているマーク・トウェインについての本をお捜しのあなた。
まずは、この本をお試しいただきたい。読んでいただければ著名人の執筆した本や如何なる研究文献よりもはるかに身の詰まった内容であることがお分かり頂けると思う。
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