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じゅらいドらいさんのレビュー一覧

投稿者:じゅらいドらい

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本物の戦いとはこれである。「引き受けた」と言うだけでは駄目なのだ。

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

あなた、「文学」をどう思います? 文学なんて(笑)、今時読んでられねーよ、とか思っていません? 私は思ってました。文学とエンタメの垣根なんてねーよ、と。しかしあるのです。それはエンタメをもしくは文学のどちらかを下に見ているのではなく、純文学とジャンル小説の違いはあるのです。だからこそ文学だけを攻撃してくる者がいる。「今の文学に価値はない」と。「これだけミステリが売れてるのだから純文学は駄目だ」「漫画で儲けたお金で純文学はやっていけている」そんな言説お目にしたことはないでしょうか。そんな低レベルな意見言う人がいるの、とお思いの方は正常です。そう、当事者意識の無い、何でお前がそんな出版社や業界を代表した意見を言うのだという意見が、今、いえ昔からずっと今に至るまで、文学界隈では溢れているのです。そしてそう言う者はもともと文学に関係なく、どっかからわいて出てきたようなおかしな妖怪みたいな者ばかり。そんなくだらない言葉に、正直に立ち向かっては立ち向かった者のほうが愚か者に見えてしまう。だから今までそんな言動を糾弾した作家は滅多にいませんでした。笙野頼子氏はひとり妖怪変化どもに真正面から戦いをいどみました。そして案の定、愚か者、被害妄想、ヒステリー女と多くの人から(主に評論家)から馬鹿にされました。それはおかしい、絶対おかしいと笙野氏は何年も作家の武器である文章で戦いつづけました。やっと、最近になって、笙野氏が正しいのであると愚かな愚民達(私も含めて)は気付き始めました。ここに、一人で戦いつづけた作家の戦歴が刻み記されています。それでも、まだこの戦いがあったことさえ知らない者のほうが圧倒的に多いのです。必死で男達(そう、評論家の多くは男であり、笙野氏が女であることはこの戦いにおいて重要な意味があります)は黙殺、弾圧、隠滅しようとしています。この本を読んだ者は、今までの自分の愚かさに反省することしきりでしょう。そして妖怪どもの馬鹿っぷりに大笑いできること確実です。なにせ笙野氏は本物の作家なのですから、文章に芸があります。読むことに楽しさがあります。この本ひとつで芸術として昇華させてしまっている。すごい。

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