日本放送出版協会さんのレビュー一覧
投稿者:日本放送出版協会
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2001/06/25 17:06
出版社コメント
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きみは、未来を想像することができる。それはきみが人間であることのあかしだ。−−未来のことが考えられるおかげで、ぼくたち人間は地球上のほかのどんな動物たちよりも有利な立場に立っている。でも、そのためにさまざまな気苦労も生まれてくる。これから起こるかもしれないありとあらゆる不快なこと、恐ろしいことを、ついつい想像してしまうからだ。未来には多くの危険が待ち受けていることも、ぼくたちは知っている。親しい友人も、ぼくたち自身もいつかはかならず死ぬ。だから未来のことなんて深く考えないで、ただ毎日を生きていればいいという人たちもいる。だけど、未来には暗いことばかりが起こるわけじゃない。−−この本でとりあげるのは、きみやぼくがそのうちに体験できるような、ごく近い未来のことじゃない。全人類と、地球上のすべての生きものにかかわる遠大な未来の話だ−−本文より
【出版社からのコメント】
本書は、たいへん好評だった前作『世界のたね』に引き続き、若い読者を対象にしつつ、おとなも楽しんで読める未来の世界というコンセプトで執筆されたものです。著者はノルウェーのサイエンスジャーナリストで、最先端の科学と宇宙物理学、そして基礎科学の膨大な知識をもとに、文系のひとにもわかるように丁寧に科学の概要を説明してくれます。これから先、何千年、何万年のあいだに私たち地球人の未来にはなにが待っているのか、具体的にイメージできる科学ノンフィクションです。
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