MR植木鉢さんのレビュー一覧
投稿者:MR植木鉢
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Every dog has its day
2004/03/12 03:15
著者コメント
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地獄を這いずるような展開で幕を開ける本書は、現実から眼を背けがちな自称オトナ達には決して奨めはしない。
冒頭の『犬の深層』で徹底的に現実を叩き付け、中盤『犬の覚醒』辺りから意識が浮き上がるような展開。以降、浮き上がった意識は邂逅と破壊を繰り返しながら、再び混沌のドツボに陥ることになる。それらの破片が、僅かな希望を頼りに明確な意志を持ち始める。
『EVERY DOG HAS ITS DAY』=
『きっと良い事もあるさ』
そんな願いを込めて主人公『洋介』は拳を突き上げる。あらゆる柵から脱却するような、そんな開放を願う閉塞の物語。HIPHOPとノワールを通過した痛みの青春小説。
差し上げた拳の先に『洋介』が見たものとは?
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