パラダイム転換さんのレビュー一覧
投稿者:パラダイム転換
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2003/08/26 03:15
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生命とは何か,人間とは何かを追求しながら,混迷する言語論に新しい道筋をつけ,西洋思想の限界を乗り越えようとする画期的な試み。一度読んで分からなくても,分かるところだけを読めば,自分の存在に確信が持てるようになり,希望の未来が見えてくる。21世紀を勇気を持って生きるために,難解ではあるが必読の書。
言語論の革新とは——生命存在における認知と行動の観点を統一することによって,言語は自己の存在を世界の中に位置づける力を持つものと規定し,さらに哲学的認識論と論理学の基礎を確立する。
西洋思想批判とは——言語と言語に基づく思想を相対化しえず,それゆえに自我を絶対化し,自我から生じる精神と思想の確実性を求めようとしたことの限界性を明確にすること、そしてそのことによって思想的決定論を克服し人間の生命的(主体的)判断を重視する観点を確立する。
なお後編の予告と内容の一部が、以下のホームページ記載してあります
http://www.kyoto.zaq.ne.jp/dkayw308/
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