構造計画研究所さんのレビュー一覧
投稿者:構造計画研究所
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ソフトウェアでビジネスに勝つ
2003/05/26 17:19
出版社コメント
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営利組織のみならずほとんどの組織活動がソフトウェアと深い関係を持ち、多くのビジネスモデルは情報・コミュニケーション(ITC)技術の活用をベースにし始めている。
ソフトウェア産業はまさしく他産業のエンパワー・インダストリとなりつつあり、あらゆる組織の経営者はソフトウェアの自組織にもたらす価値に重大な関心を持ち、その活用に心しなければ本来の任務を果たせなくなってきている。
ソフトウェアの価値を理解できない経営者は経営者たりえないといっても過言ではない。
本書は、主として経営者や上級管理者を対象にソフトウェア開発における組織文化の変革を促す書として書かれたものである。
本書の著者は、かの有名なCMMの創始者であるW.S. Humphreyである。
今や高品質のソフトウェア製品を作り出すことは社会の要請であり、そのためにはソフトウェア開発に携わる技術者達が一貫して高品質の仕事をし、経営者や管理者はやる気を持ったチームが規律正しく仕事ができるよう意識と行動を変えなければならない。
ソフトウェア開発の合理化なかんずく品質・生産性向上とスピードアップを実現すべく技術管理と組織管理に意欲的に取り組むべきであろう。
しかしそのための単一の有用な手法など存在しないし、「銀の弾丸」などはない。著者が強調するように、いかなる場合においても組織の変質には時間も費用もかかる。そして経営者や上級管理者の強いコミットメントなしにそれは成功することが少ない。それぞれの組織がまずソフトウェア能力向上の必要性をまず強く認識し、自らゴールを定め、自組織にあったアプローチを戦略的に考えるよりほかはない。
まずは品質第一に「合理的管理の原則」に忠実に計画を策定し、長期に渡って戦略的に実行することが重要である。何よりも必要なことは、ソフトウェアに関わる企業の能力向上の必要性を強く認識し、その改善に早く手をつけることである。
本書がそのような計画あるいは行動のための刺激となることを期待している。
(「監訳者のことば」より抜粋)
[原著 Watts S. Humphrey: Winning with Software:An Executive Strategy, Pearson Education, 2002]
(発行元:(株)構造計画研究所,発売元:共立出版)
■目次
第1章 あらゆるビジネスがソフトウェアビジネスである
第2章 なぜプロジェクトは失敗するのか?
第3章 合理的管理
第4章 なぜ品質の追求は割に合うのか?
第5章 リーダーシップのゴール
第6章 エンジニアリング行動の変革
第7章 やる気をもったチームを作る
第8章 チームワークのもたらすもの
第9章 次のステップ
付録A TSPプロセス
付録B TSPプロジェクトの「立ち上げ」
付録C プロジェクト計画のレビュー
付録D 四半期プロジェクトレビュー
付録E 標準段階レビュー
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