樺嶋秀吉さんのレビュー一覧
投稿者:樺嶋秀吉
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採点!47都道府県政
2004/06/21 17:24
著者コメント
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三年前に『知事の仕事』(朝日選書)を上梓してから、改革派といわれる知事やその政治手法を見続けているが、地方の政治は生きものだとつくづく感じる。同じような条例でも、ある県では可決され、別の県では否決される。同じ県の中でも、いったん決まった施策が、知事が代わったとたんにひっくり返ったりする。そのときの知事と議会の力関係、財政状況、政府与党との連携、それに有権者の投票行動など、たくさんの要素が絡み合い、千差万別の様相を呈する。その都道府県政を戦後に遡って点描し、現知事へとつながる流れを追ってみた。地方分権推進一括法が施行された2000年の「分権元年」以前は、政策論争そっちのけで政争に明け暮れることが多かったが、それ以後は改革手法を全国へ発信するところが増えていることも、本書を読むと分かる。分権の旗手である知事たちの政治手法にも紙幅を割いており、身近な政治を考えるきっかけとなれば幸いである。
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