高信太郎さんのレビュー一覧
投稿者:高信太郎
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もっとおもろい韓国人 熱くて楽しい隣人たち
2001/07/03 20:23
著者コメント
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ヨロブン、オレガンマニムニダ(皆さん、お久しぶりです)。
光文社文庫『おもろい韓国人』の続編、『もっとおもろい韓国人』がカッパブックスから6月25日発売になりました。『おもろい韓国人』発売後はおかげさまで、日本から韓国から多数のお手紙をいただきました。ほとんどが大変好意的な内容で、感激しました。でも、中には「木を見て森を語るがごときのデタラメ本」という非難のものもありました。しかしその言葉は当たっています。僕は今まで韓国という森を眺めていたから今ひとつわからなかった。そこで韓国人という木を見るようにしてから、今まで見えなかった韓国という森が実にはっきりと見えるようになったのです。
金大中大統領の日本文化開放政策もあり、だんだん近くなっていく日韓関係ですが、理解を深めていけばいくほど、今までは離れていたことによって、触れずにすんでいたことが、逆に避けられなくなってしまった、仲が良くなることで逆にもめ事が多くなるのではないかと心配しています。
現在僕は、外務省が推進する、2002年日韓ワールドカップのビデオソフト制作委員を務めていますが、これは共催国の二国がどういった国なのかを他の参加国に知ってもらうために、NHKと韓国KBSが均等に紹介のビデオを制作するというものなのですが、これが最初の段階では、どうみても平等、均等なんてものではない。五分五分で進めたら絶対にモメる。韓国が6、日本が4でやっと韓国にとっては平等に見えるようです。ここで友好のために、私達はケンカをしなければならないんです。韓国と日本の友好というのはケンカを通して成熟していくものなのではないかなあと思います。いままでケンカをを避けてきたために、韓国人とのつきあい方がわからない。ケンカをしたからといって、それを根に持つ民族ではありません。彼らが一番腹を立てるのは相手が黙っていることです。議論が出来ない人間は馬鹿だともいいます。音楽祭やら映画祭のたぐいの日韓友好イベントが最近流行っていて、そういった文化の交流が悪いとは言いませんが、人間対人間のほんとうの交流が出来るようになればいいなあと思います。日本人はケンカが嫌いなんだとケンカしなくてはならないということですね。
この本は今韓国で何がお買い得で、何がおいしいとかそういったガイドブックではありませんが、韓国人との外交のための入門書、韓国人のガイドブックとして読んでいただけたら嬉しいですね。これで興味を持たれたら次はぜひ『まんがハングル入門』(カッパブックス)で言葉も覚えていただきたい。日本語で謝るより韓国語で喧嘩した方が仲良くなれますよ。
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