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草思社さんのレビュー一覧

投稿者:草思社

5 件中 1 件~ 5 件を表示

内容紹介

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ベストセラー『あたりまえだけど、とても大切なこと』『みんなのためのルールブック』で知られる、全米最優秀教師ロン・クラーク最新刊!

教師としての自らの失敗談や成功例、周囲の教師たちの経験から、子どもを導く大人にとって大切な11の資質をあげ、親に向けて親身にアドバイスする。
やる気のない子がみるみる変わる、熱意あふれる感動の実践録は、すべての教師・校長・保護者必読です。

<大切な11の資質>
・熱意〜やる気のない子たちの心に熱意を吹きこむ
・冒険〜人は冒険を通じて自分自身を発見する
・創意〜創意工夫でテストの点数を上げる
・反省〜反省することで、向上のための手段を見つける
・バランス〜規律と愛情の正しいバランスを見つける
・思いやり〜いじめる子どもたち/ほかの生徒への思いやりに欠ける子
・自信〜自信は準備から生まれる
・ユーモア〜子どもたちのユーモアを理解する
・常識〜常識は時間を節約する
・感謝〜校長、教師、保護者が互いに感謝を示すことの大切さ
・回復力〜熱意が過ぎて、燃えつきてしまったとき

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紙の本本の愉しみ、書棚の悩み

2004/07/27 15:32

内容紹介

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自分だけのお気に入りの本、ありますか──蔵書の整理に頭を抱え、頁端の書き込みに昔の自分を思いちょっとほろ苦い。そんな本好きによる本好きのためのエッセイ。

──それでも本が好き──

本が好きな人にとって、本はたんなるモノではない。頁の端がそっと折ってあったり、忘れられた書き込みを見つけた時のほろ苦さ。父の蔵書で積み木遊びをした記憶のなつかしさ。どの本にも言いしれぬ愛着があるものだ。
色褪せた背表紙や、シェイクスピアの隣にジェームズ・ボンドが並ぶ書棚は、過去の時の流れを映し出す。自分だけのお気に入りの本たちが並んでいるだけで、ちょっとうれしい。それを収納する場所があれば、もっといいのだけれど。
無類の本好きを自認する著者が、本好きゆえの悩みと愉しさをつづる珠玉のエッセイ集。

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紙の本健康帝国ナチス

2003/09/01 18:21

内容紹介

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ホロコーストや強制断種を行なう一方で、反タバコ運動を推進し、ガン研究でも成果をあげていたファシズム国家の実態にせまる労作

◆ナチス・ドイツの知られざるガン研究

 今年五月の「健康増進法」の施行にともない、日本でもタバコを吸うことのできない場所がずいぶんと増えた。本書は、このような「反タバコ」に代表される健康志向を追求した国家としてナチス・ドイツを取り上げる、異色のナチズム研究書である。

 ナチスは一九三九年に「義務としての健康」という国家スローガンを正式に採用した。これは 「自分の身体をどうしようと自分の勝手」だという「マルキシスト的概念」との対比のうえで主張された。ヒトラーがタバコ嫌いの菜食主義者だったことはよく知られているが、事はヒトラーの個人的な嗜好にとどまらなかったのだ。ナチスの健康推進派は国をあげて大々的な反タバコ・キャンペーンを行なったし、ダッハウ強制収容所の囚人たちは有機栽培で育てた花からハチミツを作らされていた。ナチスは、肉や糖分、脂肪の過剰摂取を攻撃して、シリアルや野菜・果物といった「より自然な食事」への回帰を訴えた。パン屋に身体によい全粒パンを焼くことを義務づけてさえいる。

 また当時のドイツのガン研究は国家的バックアップを背景に世界の最先端を行くもので、その成果として、タバコはもとよりアスベストや農薬、食品着色料までもが規制されていた。とくにナチスの科学者がはじめてタバコを肺ガンの原因として特定していたという事実(戦後の医学史では無視されてきた)は注目に値する。人体実験への協力などで悪名高いナチス時代の医学の知られざる一面である。

◆ファシズムの理念にもとづく「健康な国家」

 以上のような事実を紹介しているからといって、本書は決してナチスの再評価を意図するものではないし、その犯罪行為を弁護するものでもない。また一方で、反タバコ運動に対して「健康ファシズム」のレッテルを貼るような単純な反・嫌煙運動側に与するわけでもない。ファシズム国家が嫌煙国家だったからといって、嫌煙国家はファシズム国家だということはできないのだ。問題は、著者の言葉を借りれば「ファシストの理念が描いた研究の方向とライフスタイルが、今日ともすれば理想的と考えられるものといかに類似しているか」ということなのである。

 ナチスの指導者たちは「人体を蝕むガン、社会を蝕むユダヤ人」というレトリックを好んで用いた。だから、ナチスが精力的に取り組んだガン撲滅の根本にある世界観と、ホロコーストを生んだ世界観とは同一のものだということになる。まったく逆方向のベクトルをもつ二つの行為が、個人および国家の「健康」をめざして推進されていたのだ。現代人にとって今や至高の価値となりつつある「健康」について、さまざまなことを考えさせられる労作といえる。

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◆「まさか自分が……」が招いた厄災

 性病に感染する若者が増えている。のっぴきならない状況に追いつめられて、やむなく病院を訪れる彼ら彼女らがよく口にするのが「まさか自分が……」という一言だという。こと性病に関するかぎり、昔も今も人間は自分だけは大丈夫と思いたがる生き物らしい。本書はこの「まさか自分が……」が招いた厄災の歴史である。
 梅毒からエイズまで、性病に蝕まれた人類の歴史をたどる本書を読んでつくづく思い知らされるのは、性病の問題の根深さである。なにしろ、キリスト教のモラルにしばられていたはずの中世にも性病は猛威をふるったし、性的なものを忌み嫌った近代ブルジョア社会でも性病は人々の悩みの種だった。旧約聖書の『民数記』の中にはモーセが性病感染者の殲滅を命じたという記述があり、『わが闘争』でヒトラーは梅毒対策が急務だと警告している。数千年の時が流れても、問題はまったく解決していないのである。
 今世紀に入って、ついに梅毒の特効薬が開発されたかと思うと今度はエイズが登場するといったぐあいに、性病は人類の歴史につねに寄り添ってくる。人類の歴史は性病との戦いの歴史でもあったのだ。

◆性教育より役に立つ「性病の歴史」

 ゲーテ、ハイネ、シューベルトからルイ十四世、ピョートル大帝まで、歴史に名を留めた偉人たちも性病には勝てなかった。もちろん歴史になをとどめなかった人たちも同様である。今世紀初頭に性病問題に取り組んだあるドイツ人医師は、ドイツの成人男性は一生の間に平均で一・五回、淋病に感染しているという驚くべき調査結果を発表している。にもかかわらず、性病なんかにかかるのは一部の「不心得者」だけだと人類は考えてきたし、今もどこかでそう考えている。この認識こそが問題の解決を必要以上に遅らせてきたといえる。ある時期まで性病が神罰と考えられていたという事実は象徴的である。
 この本を読めば、そんな認識はふっとんでしまうはずだ。まじめな人も含め人類がどれほど性病に苦しめられてきたか、そして現在も苦しんでいるか、著者はさまざまな資料をもとに、古今の感染者の述懐もふんだんに交えながら克明に描き出している。
 性行為がなければ感染しないのが性病だから、男女関係や性のモラルについても、いやが応でも考えさせられる本である。歴史好きはもちろんのこと、教育に携わる方々にも是非お勧めしたい。性病の歴史を繙いてみることは、下手な性教育よりもずっと役に立つはずだ。

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上海の繁栄は見せかけにすぎない!

 11月8日から第16回中国共産党大会が開かれ、今後の動向が注目される中国。近年は改革解放政策による驚異的な経済成長が喧伝される一方で、その背後にある汚職腐敗の横行、拡大する貧富の格差、社会的モラルの崩壊など中国社会の深刻な矛盾についてはほとんど伝えられることはありません。中国の気鋭の女性経済学者、何清漣氏は本書『中国現代化の落とし穴』で、1987年から始まった「改革」の20余年を検証。計画経済から市場経済(=資本主義経済)への転換をはかり、中国の現代化をめざした「改革」が、じっさいには権力を握る一部の者が自らの権力を使って公の富(国有資産・財産)を山分けし、それを個人的な富に変えていくプロセスにほかならなかったことを明らかにし、こうした「権力の市場化」がこんにちの深刻な矛盾をもたらし、さらにはこの「改革」が政治的な改革をいっさいおこなわなかったことから、矛盾はいっそう先鋭化することになったと分析、これが中国当局の逆鱗にふれ、98年に出版された本書の中国語版はその2年後に発禁処分となりました。当局のとった厳しい措置は何氏の指摘がいかに核心をついたものであるか、また中国政府の抱く危機感がいかに切迫したものであるかを如実に示すものと言えます。

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