パトリス・ジュリアンさんのレビュー一覧
投稿者:パトリス・ジュリアン
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本物語の主人公になる方法 Special edition
2004/04/28 19:20
著者コメント・著者略歴
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
この本の最も良い使い方は、各章を順を追って読み進め、提示されている問いには、きちんと丁寧に答えを出していくこと。じっくり時間をかけて、本の内容を自分のものにし、それを毎日の生活の中に溶け込ませていってほしい。
問いには“Q”(Question)と“Ex”(Exercise)の二つがある。“Q”はあなたが行動を起こす前に、頭を整理するための準備に使う。準備ができて、いよいよ行動を始める段階になると、“Ex”が待っている。
つまり本書は読むためというよりも、実践するためのもの。そのために用意して欲しいのがメモ用のノートだ。旅の道連れとなるのにふさわしい、少し厚めで、あなたがほんとうに気に入ったものを選ぶこと。問いの答えはもちろん、思いついたアイデアなんかも書き留める日記帳として使っていこう。
おすすめは『one』シリーズ。そこに登場するキャラクター“HiToTsu”の生みの親は、この本で僕も一緒に仕事をしたイラストレーター・おさないまことさん。“HiToTsu”は本書でもあちこち登場してくれるけれど、これから始まるあなたの冒険の仲間として、ぴったりのキャラクターだと思う。
著者略歴
著者パトリス・ジュリアン(Patrice Julien)は、1952年、モロッコ生まれのフランス人。予定調和の人生から抜け出す道を探しながら、心のささやきに導かれるままに、アフガニスタン、ポルトガル、インド、タイなど諸国を遍歴し、1988年、日本へたどり着く。在日フランス大使館員、東京日仏学院副院長などを務めた後、自分自身の才能を100%活かす生活を求めて、カフェやレストランをオープン。同時に数多くのエッセイ、料理関係の書籍を著し、独自の美意識に貫かれたその生き方が大勢のファンを生んだ。現在は「美しい人生のつくりかた」を新たな形で提案するライフスタイルプロデューサとして活躍中。
本書では、パトリスのこれまでの波瀾万丈な冒険物語から「夢の実現の法則」……人生は、一篇の小説や映画のようなもの。自らのうちに、シナリオを自由に描く作家と、それを現実でいきいきと実行していく主人公を同時に意識し、この二者を一致団結させて、思い通りのワクワクする様な人生を手に入れる……その具体的な方法を、シンプルに分かりやすく語っている。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |