知識傑さんのレビュー一覧
投稿者:知識傑
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紙の本常識破りの100の販売促進法 低成長時代を勝ち残るための販促手法とは?
2003/09/10 12:15
著者コメント
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世の中には、常識と非常識と無常識があるようです。常識とは、普通の一般人が持つ標準知力で、理解力、判断力、思慮分別であると広辞苑には載っています。その常識とは、永久不変のものだとは思うのですが、時として時代や環境で様変わりするもののようです。
常識がある時は非常識になり、非常識が常識となります。そうこうする間に、常識が分からなくなって無常識状態に陥り、たいていの人が困惑します。その症状が、流通小売業界にも現れ始めているようです。
1991年春から始まった平成不況。この年を境目にして、右肩上がりの経済成長は終焉を迎え、それまでの成長を牽引してきた日本の常識が通用しなくなるばかりかことごとく裏目に出始めました。
高度成長時代の常識がマイナス成長の現在は非常識になりました。ところが、過去の常識に囚われたまま衰退を強いられている企業は多く見受けられます。
常識と非常識は紙一重。経営やマーケティングの常識もその構造は同じです。そこで、従来の思考経路をご破算にして、お客様の本音の要望や欲求の琴線に触れるマーケティング活動に切り替えていくことがポイントになります。
本書は、経営コンサルタントとしての実務指導から生まれてきた実践事例を中心に今後の低成長時代を生き抜いていく経営ノウハウを提示することを目的に書き上げたつもりです。
事例を通して、従来の間違った常識を打ち破り、本来の「不易流行」を再確認することができればと考えています。
著者
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