横木安良夫さんのレビュー一覧
投稿者:横木安良夫
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紙の本熱を食む、裸の果実
2003/06/20 03:15
著者コメント
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——世間なんてなくなれ——そうしたら、この三叉路には、僕と君だけだ。
写真家・横木安良夫がはじめて書いた小説。
主人公・麻伊子は褐色の肌を持つ、元ファッション雑誌の編集者。東京から逃れ、今ベトナムに住んでいる。美しいベトナム人の恋人。ベトナム裏社会の女性。
ある日麻伊子は、東京を捨てた写真家とサイゴンの街で出会うことになる。
「この写真を受け取ってください」
一葉の写真が手渡されたときから、空気が、風が、光が、つまり世界が変わった。
サイゴンの街で、メコン川の船上で、リゾート地ニャチャンのビーチで。二人が繰り広げる情熱的で刺激的な恋愛模様。
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