新泉社さんのレビュー一覧
投稿者:新泉社
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修復的司法とは何か 応報から関係修復へ
2003/06/27 16:47
内容紹介
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被害者−加害者−コミュニティ関係の再生
従来の応報的司法のもとでは、犯罪加害者に刑罰が科せられる一方で、被害者は置き去りにされて来た。
「修復的司法」は参加当事者の自発性を大切にしながら、各人の切実な声を聞くことから始め、被害者の救済、加害者の真の更正、コミュニティの関係修復をめざしていく。
法曹界の専門用語にとどまらず、社会の価値観を広く問い直していく新しい試みとして注目されています。
【目次】
第1部 犯罪体験
ある事件/被害者/加害者/被害者と加害者に共通のテーマ
第2部 司法のパラダイム
応報的司法/パラダイムとしての司法
第3部 ルーツと道しるべ
コミュニティ司法/契約のジャスティス/被害者−加害者和解プログラム
第4部 新しいレンズ
修復レンズ/私たちが進むべき道
【原題】
Changing Lenses: A New Focus for Crime and Justice
●訳者あとがきより
著者は、法と正義の分野における改革の歴史を顧みるとき、修復的司法が希望に満ちたものであるとは直ちには結論しない。もし希望があるとするならば、それは関係修復の議論・実戦がある種の状況を作りだすことを期待するからなのである。その状況とは「刑罰の苦痛を科すことで司法は実は成功してこなかった」という敗北宣言を司法自らが発する状況に他ならない。日本の司法もまた、敗北宣言を出す状況を作りだせるかどうか、長くとも、作りだすことを強く期待したい。
クルディスタンを訪ねて トルコに暮らす国なき民
2003/03/25 20:16
内容紹介
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米英軍のイラク攻撃により、大量の避難民や死傷者が発生しているとも伝えられるクルド人居住地域(=クルディスタン)。トルコ、イラク、イランなどの国境に分断された地に住む先住民族の人たちは、強大な権力・軍事力を持つ各国の政策に翻弄され、迫害され続ける一方で、大切に守り通してきた文化に誇りをもち、日々を精一杯生きている。
クルディスタンを繰り返し訪れる写真家が、差別や迫害などクルド民族のかかえるさまざまな苦難の現実を、そしてまた、困難のなかでも明るくたくましく生きる人々の生活の素顔を、クルド人一人ひとりとの出会いから一人称で伝える、すぐれたルポルタージュ。
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