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投稿者:新思索社
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乱交の生物学 精子競争と性的葛藤の進化史
2003/07/31 13:13
内容紹介
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生物界は乱交の世界?! それはなぜ??──精子競争と性的葛藤の進化史
この面白い題名にひかれて購入した読者は、その期待どおりの内容に満足するだろう。生物界は基本的に乱交の世界だそうだ。本書の最初のページから最後のページまで、ヒト、霊長類、哺乳類、鳥類、魚類、昆虫、軟体動物他と多岐にわたって、無数の乱交の具体例が披露され、興味深い事実が次々に明らかにされ、圧倒される。ではなぜ乱交なのか? それは、性淘汰と精子競争をキーワードに解き明かされていく…。雌の視点から述べる、乱交の本質への論考が新鮮である。
【主要目次】
口絵写真
はじめに
第1章 競争、選択、性的葛藤
第2章 父性とその確保
第3章 生殖器
第4章 精子、射精液そして卵子
第5章 交尾、精液注射、受精
第6章 精子競争と精子選択のメカニズム
第7章 一雌多雄の利点
文献
邦訳文献
[付録]本文中でとりあげた種の和名と学名
索引
事項/人名
訳者あとがき
Promiscuity -- An Evolutionary History of Sperm Competition and Sexual Conflict, 2000.
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