藤田雅矢さんのレビュー一覧
投稿者:藤田雅矢
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紙の本星の綿毛
2003/10/15 09:38
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SFの魅力のひとつに、他のジャンルの小説にはつくり得ない異世界があります。たとえば、オールディスの『地球の長い午後』、プリーストの『逆転世界』、あるいは山田正紀の『宝石泥棒』。SFを読み始めた頃から、そんな世界にずっと魅せられてきました。
この風景が思い浮かんだのは、ずいぶん昔のことです。大地を耕しタネをまき続ける巨大機械にしがみついて生活する人々——そんな暮らしを描いてみたくて書き始めた『星の綿毛』の世界は、何度も書き直すうち、ようやくその全貌を見せてくれました。この何もない、しかし大勢の人々が暮らす砂色の世界の謎を、いっしょに旅して楽しんでいただけたら、とてもうれしく思います。
紙の本捨てるな、うまいタネ
2003/04/09 11:24
著者コメント
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リンゴを食べた後のタネ、ブドウの種、アボカドの種、スイカの種……なにげなくゴミとして捨てていたそんなタネを、ふと蒔いてみようと思ったことはありませんか。子どもの頃、アサガオやヘチマの種を学校で蒔いたときのことを思い出してみて下さい。自分が食べた果物のタネを土に蒔いてやることで、タネの命が芽生え、やがてそれは大きく育って、庭で再び実を成らせてくれるかも知れません。これまで花のタネの蒔き方や、果物を苗木から育てるための園芸書はありましたが、捨てていたタネを蒔こうという本はありませんでした。そこで、そんな思いを実現させる手助けの実用書をつくりました。タネの不思議の雑学から実際の種まき体験記まで、読み終えたあとには、あなたもきっとタネ蒔きがしたくなっているに違いありません。
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