作務さんのレビュー一覧
投稿者:作務
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美術の歴史
2004/04/30 22:10
カラーの写真とイラスト・図版がきれいで、どこから読み始めても、見て楽しい読んでためになる美術の歴史の本です。
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石器時代の洞窟美術からはじまり、ギリシャ・ローマ時代の彫刻、キリスト教の美術はじめヒンズー教の寺院や仏教の大仏、ミケランジェロやラファエロなどヨーロッパに広がったルネサンスの画家たちを時代を追ってイラストと代表作の写真で紹介している本です。五大陸の美術を取り上げながら、主なできごとや芸術家を歴史的、地理的に位置付けます。
ピラミッド、古墳、皇帝の墓を作る様子などもイラストで描かれています。
ブロンズの彫刻ってどうやって作るか知っていますか?粘土で原型を作って石膏で型を作り、蝋引きした後に鉄骨の補強をしながら再び粘土をつめる、蝋を溶かしたあとにブロンズを流し込む。うーんなるほどと思わず感心してしまいました。モザイク、フレスコ画、板絵の描きかたなどもこんな材料を使うのかとかこんな風にするんだと、あらためて思いました。そんなことも知らなかったのと言うほど美術に詳しい人にとっては物足りないかもしれないけれど、基本的なことがよく一冊にまとまっている本です。堅苦しい美術史だけでなく、芸術家たちの仕事ぶりやエピソードが紹介されていたりして、読物としても面白いです。
各章のはじめに「この章のあらまし」が書かれているので目次と合わせて自分の調べたいことが探せると思いますが、最後の1ページにまとめられている索引がもう少し充実していて見やすいと、中学生、高校生だけでなく小学校高学年の子でも何か調べたい時に使えるのになあとちょっと残念です。
★★★
(作務/図書館の学校・児童書選書委員会)
おしゃれなだじゃれ 3 食べ物・生活編
2004/02/23 00:11
小学生が作った駄洒落の本。「くだらない!」何て言わないで、ちょっと読んでみてください。大笑い間違いなし!!
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駄洒落はへたな洒落という意味です。洒落には決まり事はありませんが、洗練された言葉の遊びです。駄洒落はもっと気楽な言葉の遊びですが、笑えないといけません。『少年少女新聞』で著者が担当している子どもの投稿コーナー「おしゃれなだじゃれ」に寄せられた作品を集めて3冊の本にしました。くだらないと言えばそれまでだけど、今までこんな本なかったですよね。落語の言葉を覚えるのも楽しいけれど、もっと身近に言葉あそびができるのが、駄洒落かもしれません。
著者は『「だじゃれづくり」で辞書や看板など目にする言葉、テレビや映画などから耳にする言葉を覚えましょう。「九時だ」と「くじら」「そんなばかな」「そんなばなな」のように言い方が似ていることば「カッターと買った」「松と待つ」などひとつの言葉でふたつの言葉になるものを見つけましょう。「飴」を「あめー」「アルミ缶」を「ある、みかん」など言葉をのばしたり、言葉の区切り方をかえてみましょう。』といっています。そして、『おもしろい駄洒落を作っても、紙に書くだけではだめです。それを上手に伝えなければ笑えません。駄洒落は会話の中で生きるもの、「話す国語」が必要なのだ』とも言います。
駄洒落は不思議な世界です。本当はないこと、つじつまの合わないこと、ばかばかしいこと、それら全てをあわせ持っています。
小学生がこんなに楽しい駄洒落を作っているなんて、何だか嬉しくなってしまいます。イラストと合わせて楽しめるものもあります。
私のおすすめは「マイケルジョーダンが冗談をいった『まーいける冗談』」「校長先生ぜっこうちょう」「バッタががんばった」これはなんてことないのですが、イラストを見ると笑えます。「うちのママはわがまま」この「わがまま」には「我儘」と「我がまま・私のまま」という意味があります。「迷子になってオーマイゴット」「斧を池に落とした。オーノー」「犬の心臓はドッグ、ドッグ」など英語を使った駄洒落があるのは今風でしょうか。くすっと笑ったり、大笑いしたり、「えっ」とちょっと考えたり、とにかく楽しい3冊です。なかなか奥が深いと思えてきたでしょう。
☆☆
(作務/図書館の学校・児童書選書委員会)
おしゃれなだじゃれ 2 学校・遊び編
2004/02/23 00:08
小学生が作った駄洒落の本。「くだらない!」何て言わないで、ちょっと読んでみてください。大笑い間違いなし!!
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駄洒落はへたな洒落という意味です。洒落には決まり事はありませんが、洗練された言葉の遊びです。駄洒落はもっと気楽な言葉の遊びですが、笑えないといけません。『少年少女新聞』で著者が担当している子どもの投稿コーナー「おしゃれなだじゃれ」に寄せられた作品を集めて3冊の本にしました。くだらないと言えばそれまでだけど、今までこんな本なかったですよね。落語の言葉を覚えるのも楽しいけれど、もっと身近に言葉あそびができるのが、駄洒落かもしれません。
著者は『「だじゃれづくり」で辞書や看板など目にする言葉、テレビや映画などから耳にする言葉を覚えましょう。「九時だ」と「くじら」「そんなばかな」「そんなばなな」のように言い方が似ていることば「カッターと買った」「松と待つ」などひとつの言葉でふたつの言葉になるものを見つけましょう。「飴」を「あめー」「アルミ缶」を「ある、みかん」など言葉をのばしたり、言葉の区切り方をかえてみましょう。』といっています。そして、『おもしろい駄洒落を作っても、紙に書くだけではだめです。それを上手に伝えなければ笑えません。駄洒落は会話の中で生きるもの、「話す国語」が必要なのだ』とも言います。
駄洒落は不思議な世界です。本当はないこと、つじつまの合わないこと、ばかばかしいこと、それら全てをあわせ持っています。
小学生がこんなに楽しい駄洒落を作っているなんて、何だか嬉しくなってしまいます。イラストと合わせて楽しめるものもあります。
私のおすすめは「マイケルジョーダンが冗談をいった『まーいける冗談』」「校長先生ぜっこうちょう」「バッタががんばった」これはなんてことないのですが、イラストを見ると笑えます。「うちのママはわがまま」この「わがまま」には「我儘」と「我がまま・私のまま」という意味があります。「迷子になってオーマイゴット」「斧を池に落とした。オーノー」「犬の心臓はドッグ、ドッグ」など英語を使った駄洒落があるのは今風でしょうか。くすっと笑ったり、大笑いしたり、「えっ」とちょっと考えたり、とにかく楽しい3冊です。なかなか奥が深いと思えてきたでしょう。
☆☆
(作務/図書館の学校・児童書選書委員会)
おしゃれなだじゃれ 1 動物・植物編
2004/02/23 00:06
小学生が作った駄洒落の本。「くだらない!」何て言わないで、ちょっと読んでみてください。大笑い間違いなし!!
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駄洒落はへたな洒落という意味です。洒落には決まり事はありませんが、洗練された言葉の遊びです。駄洒落はもっと気楽な言葉の遊びですが、笑えないといけません。『少年少女新聞』で著者が担当している子どもの投稿コーナー「おしゃれなだじゃれ」に寄せられた作品を集めて3冊の本にしました。くだらないと言えばそれまでだけど、今までこんな本なかったですよね。落語の言葉を覚えるのも楽しいけれど、もっと身近に言葉あそびができるのが、駄洒落かもしれません。
著者は『「だじゃれづくり」で辞書や看板など目にする言葉、テレビや映画などから耳にする言葉を覚えましょう。「九時だ」と「くじら」「そんなばかな」「そんなばなな」のように言い方が似ていることば「カッターと買った」「松と待つ」などひとつの言葉でふたつの言葉になるものを見つけましょう。「飴」を「あめー」「アルミ缶」を「ある、みかん」など言葉をのばしたり、言葉の区切り方をかえてみましょう。』といっています。そして、『おもしろい駄洒落を作っても、紙に書くだけではだめです。それを上手に伝えなければ笑えません。駄洒落は会話の中で生きるもの、「話す国語」が必要なのだ』とも言います。
駄洒落は不思議な世界です。本当はないこと、つじつまの合わないこと、ばかばかしいこと、それら全てをあわせ持っています。
小学生がこんなに楽しい駄洒落を作っているなんて、何だか嬉しくなってしまいます。イラストと合わせて楽しめるものもあります。
私のおすすめは「マイケルジョーダンが冗談をいった『まーいける冗談』」「校長先生ぜっこうちょう」「バッタががんばった」これはなんてことないのですが、イラストを見ると笑えます。「うちのママはわがまま」この「わがまま」には「我儘」と「我がまま・私のまま」という意味があります。「迷子になってオーマイゴット」「斧を池に落とした。オーノー」「犬の心臓はドッグ、ドッグ」など英語を使った駄洒落があるのは今風でしょうか。くすっと笑ったり、大笑いしたり、「えっ」とちょっと考えたり、とにかく楽しい3冊です。なかなか奥が深いと思えてきたでしょう。
☆☆
(作務/図書館の学校・児童書選書委員会)
お洋服リフォーム支店
2004/02/20 20:27
本当にお店にご用がある方だけが、本当にご用がある時だけ見つけられる「なんでも魔女商会」そこに迷い込んだ人間の女の子とおさいほう魔女シルクのちょっと素敵な物語です。
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転校してから一週間、まだ友だちのできないナナが帰り道の森でみつけた、古いレンガの家には「なんでも魔女商会 お洋服リフォーム支店」の看板がかかっていました。ドアを開けてそーっと入ってみると、いろいろな色の糸や布、ビーズやボタンがいっぱいつまったビンが並んだ棚、天井からはリボンがつるされたきれいなお店です。「あんたのご用はなに?」声をかけてきたのはツンとすましたおさいほう魔女、シルクでした。驚いているナナに「どうぞお座りください。当店ではお客様にお茶をお出しするのがきまりですから・・・」エプロンをしたねこ、コットンがお茶を運んできます。「ニンゲンが何のごよう?」もう一度聞かれて「前を通ったらつい入りたくなって・・・。」と言うナナに二人はびっくり、本当に用のあるときだけ見つけられるはずのこのお店、用も無いのにどうしてみつけられたのかしら?
その時、トントンとちいさなノックの音がして、ねずみたちがいつも親切にしてくれるくまさんのためにドレスを作ってほしいと、黄色い小さなドレスをもってきます。「このお洋服は小さすぎてどう直したって、くまさんにはきられないと思うわ・・」「残念ですがおひきとりください」そう言うシルクやコットンに「魔法で大きくしてあげればいいのに、材料だってここにいっぱいあるじゃないの」とナナは言います。コットンは「新しい材料ばかりで作ったのでは『リフォーム』にならないのでございます。」「魔法で作ったものは安物とされています。」かわいそうなねずみたち何か言い方法はないかしら?
ナナは悲しそうに帰っていくねずみたちを追いかけてなぐさめますが、どうしたらいいかわかりません。でもいいこと思いついたんです。ヒントはねずみは家族が多いってこと。どんなドレスが出来るのか?楽しみでしょう。
金色のキャップのようなゆびぬき、すずらんの花の入った霧吹き、裁縫道具も素敵です。
何か事件が起こるわけでもなく、魔法だってほんの少し、何てことないお話ですが、読んだ後なんかホッとするような、心があったかくなるような、そんなお話です。小学生の女の子(男の子でも?)なら誰でも楽しめそうだし、装丁も可愛くて手にとってもらえそうです。
そして、「らいねんは、ナナもつくってみない・・・」何だか続きがありそうな終り方なんです。ナナとシルクのお話もたのしみだけど、「なんでも魔女商会」お話の中に「お仕立て支店」は出てきたけれど、他にどんな支店があるんでしょうね。それも知りたい気がします。
☆☆
(作務/図書館の学校・児童書選書委員会)
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