箱庭たたみさんのレビュー一覧
投稿者:箱庭たたみ
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さようなら、ギャングたち
2005/04/06 17:22
世界でいちばんステキな小説
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「わたしはむずかいいことばがきらいだ」(本文引用)そう、わたしもです。
「むずかしいことばで書かれたものを読むととても悲しくなる。なかなかわからないのだ」そう、わたしもです。
この本が小説なのかと聞かれたら、わたしはわからないと答える。
では何なのですかと聞かれたら、詩でしょうね、たぶん。散文かな? わからない。と答える。
最後におもしろいですかと聞かれたら、わたしにはわからないと答える。
わたしが言える唯一のことばは、でもステキ、それだけ。
この本が小説としてジャンル分けされて売られている以上、小説なのかもしれないが、詩として書かれたものが小説として読まれていてもかまわないし、小説が詩になっても、詩が小説になっても、日記帳でも住所録でも、小説になってかまわない。小説は、それら全ての「ことば」を受け入れる器にすぎないのだから。
素直にことばを読み、感じる。
その結果が、つまらなかったり、おもしろかったり、なけたり、わらったり、すること。
そしてこの小説は、ステキと感じさせる。
わたしはいま現在の日本に、このような小説が存在していること、そのことがいちばん素敵です。
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