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ビルヂン・ケンプさんのレビュー一覧

投稿者:ビルヂン・ケンプ

8 件中 1 件~ 8 件を表示

自分の仕事をつくる

2005/10/26 01:44

すべての働く人たち、これから働く人たちへおすすめできる一冊

11人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「働き方研究家」というユニークな肩書きを持つ著者が、仕事の「やり方」や「在り方」についてまとめた一冊。
私たちが生活するこの世界は、一人一人の小さな仕事の累積によってできている。仕事が働き方の結果であるなら、その働き方を変えることによって、世界を変えられるのではないか、と著者は述べる。そして、いいモノを作っている人たちへ、どのような働き方をしているのか話を聞きにいく。答えるのは、柳宗理、IDEO、パタゴニア社、宮田識(ドラフト)といった、一流の「働き者」たちだ。
さらに、著者は「自分の仕事」をキーワードとして提示する。これは、自分の感覚や気づきを出発点とした仕事のことで、自我のこだわりや自己実現の話ではない。あくまで自分が出発点ではあるが、そこを徹底的に掘り下げていくことによって、多くの人から支持される普遍性へと達する。実際にそれを成功させた人たちとして、サーフボード・シェイパー、パン職人、プラモデル設計者など、個性的なメンバーが登場する。
本書で取りあげられているのは、デザインやモノ作りに関わっている人たちが多い。しかし、彼らの言葉には分野を超越する意味やヒントが含まれているように感じる。少なくとも、自分の仕事や働き方について考える、良いきっかけになることは間違いない。すべての働く人たち、これから働く人たちへおすすめできる一冊。最後になるが、本書のうち、個人的にハッとさせられた部分を引用したい。
「人は能力を売るというより「仕事を手に入れる」ために、会社へ通っている。そんな側面はないだろうか。(中略)私たちが会社から仕事を買っているとしたら、そこで支払っている対価はなんだろう。それは「時間」である。そして時間とは、私たちの「いのち」そのものである。」

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上司につける薬! マネジメント入門

2007/05/06 04:12

「メンバーを叱る手順」に目からウロコ

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タイトルを一見すると、上司批判本のようだが、そうではない。むしろ、サブタイトルにある「マネジメント入門」こそが本書の主題である。私自身も新米リーダーとして、気づかされることの多い一冊だった。

かつては、ある程度の勤続年数でマネジャーになり、マネジメントも現場で経験しながら学ぶことができた。だが、その状況も変わりつつある、と著者は指摘する。何年働いたとしてもマネジャーになれる保証はなく、たとえポストに就いたとしても、結果が出せなければ、すぐに交代させられ、チャンスは二度と巡ってこないかもしれない。本番で失敗しないためにも、あらかじめマネジメントの技術を学んでおくべきだという。

また、企業でマネジャーになる場合だけではなく、転職するにも、起業するにも、職人志向であっても、マネジメント力を備えておいた方が有利だと著者は説く。

そして、マネジメント力の土台をしっかり築くためにマスターすべき、6つの技術(「判断する」「叱る」「任せる」「心躍らせる」「伝える」「信頼される」)を紹介している。抽象的な解説だけではなく、現場で実際に遭遇しそうなケースが例題として提示されているので、理解しやすい。

さらに、独立起業応援誌「アントレ」の元編集長として、多くのベンチャー企業経営者や企業人と会ってきた著者は、「ローリスク・ハイリターン」な働き方として、「経営メンバー」という選択肢を提案する。そして、実際にベンチャー企業で経営メンバーとして働く4人のケースを紹介する。

個人的には、本書で紹介されている、メンバーを叱る手順がとても参考になった。「マネジメントの一環として叱るときは、何を、なぜ叱るかを『明確に指摘』し、相手に『気づかせ』、『挽回策』を出させる」のだそうだ。また、「何かあったときすぐ相談できるように、(中略)マネジャーが『必ず机に座っている時間』を設ける」こともさっそく実践してみたいと思った。

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僕の人生全て売ります

2006/05/22 15:21

「モノ」と「思い出」の共存

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「ある日ジョン・フレイヤーは自分の持ち物すべてをインターネットで売ることにした。」

本書は、その出品カタログである。著者ジョン・フレイヤー氏がそれぞれのモノを思い入れたっぷりに紹介する。さらに、ここからが本書のユニークなところで、著者は、新しい持ち主が落札したモノをどのように扱っているかを調査する。場合によっては、落札者のもとを直接訪ねる。

そこでは、さまざまな光景が見られる。友人が撮影したマクドナルドの写真はキッチンの壁に飾られ、ベリーダンスのレコードは結婚式で使われた。お気に入りのバンドTシャツは捨てられてしまったが、アメリカ陸軍のいすはニューヨーク近代美術館(MoMA)へ寄贈された。

「モノより思い出」という広告もあったように、通常、モノには悪いイメージが付きまとう。しかし、多くのモノに囲まれて生活することを半ば宿命づけられている私たちは「モノ=悪」などという単純な図式を受け入れることはできない。必要なのは、モノとの上手な付き合い方である。

本書にその答えが載っているわけではない。ほとんどすべての持ち物を手放してしまうというのは、相当に極端な行為であり、およそ参考にはならないであろう。しかし、著者がモノに向ける暖かい視線、モノにまつわる思い出についての優しい語り口などから、著者とモノとの良好な関係を感じることができる。少なくとも「モノ」と「思い出」は、対立するものではなく、共存可能だということが分かる。

本書に掲載されているモノは、衣服、食器、家具といった一般的なものから、スルメ、入れ歯、著者自身のモミアゲ、家族へ渡す予定だったクリスマス・プレゼントなどの変り種まで、多岐に渡る。写真やデザインに携わってきた著者の書籍だけに、装丁やレイアウトも美しい。パラパラと眺めているだけでも楽しい一冊。

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大人のためのスキマ時間勉強法

2006/10/05 12:07

テキパキと動きたくなる

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

読んでいるそばから、時間を無駄にしたくないという意識になり、本書を読むスピードも段々と早くなり、読後は、とにかくテキパキと動きたくなる、そんな一冊だった。

著者は、精神科医、大学教授、コメンテーターとしての仕事をこなしながら、年間50冊以上の著作を世に送り出している、和田秀樹氏。まさに、多忙を極めた人物であり、時間活用について語るのにふさわしい。

「いろいろなことをやりたいけれど、時間がない」という人のために、本書は「スキマ時間」の活用法を紹介している。タイトルには「勉強法」とあるが、著者自身が述べているように、スキマ時間は、勉強や仕事だけではなく、休息やリラックスのためにも使える。

本書は、スキマ時間を活用するための10の法則と、71の実践法から構成されている。一つひとつが短く、平易な文章のため、スラスラと読むことができる。書かれている内容は「優先順位を決める」「所要時間を把握する」「締め切りを設定する」など、わりと正攻法のものが多い。

「お金で時間を買う」というアイデアは、この手の本にしては、珍しいかもしれない。著者は、移動時間を有効活用するため、通勤にグリーン車を使ったり、出張でファーストクラスに乗ることを厭わない、という。

また、5分、10分といった短いスキマ時間だけではなく、より長いスパンのスキマ時間について触れているのもユニークだ。著者自身、3年間という長いスキマ時間を生み出し、それを留学に充てたという。

個人的には、本書を読んで、睡眠時間の作り方について気づかされることが多かった。例えば、朝、布団の中でグズグズしているのは気持ちいいが、あまり睡眠時間の足しにはなっていないそうだ。むしろ、パッと起きて、昼寝の時間を確保した方が効率的だという。著者がおすすめするお昼寝スポットは、カラオケボックス。確かに、寝起きに1曲歌えば、目も覚めそうだ。ぜひ一度試してみたい、と思った。

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日本のお金持ち研究

2006/06/27 11:54

年収1億円以上のお金持ちの実態に迫る

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は、著者自身が序章で述べている通り、お金持ちになる方法について書かれた本ではない。お金持ちに対して実施したアンケート調査の結果を中心に、さまざまな角度からお金持ちの実態に迫る一冊である。

アンケート調査の対象は、国税庁「全国高額納税者名簿」に記載されている、年間納税額3000万円以上(年収約1億円以上)のお金持ちである。アンケートの回答率は約8%(有効回答数465件)だった。この数字をサンプルとして充分と見るか、足りないと見るかによって、本書の評価は分かれるだろう。

著者自身は、回答率5%未満を予想していたため、8%という数字に満足しているようだ。予想を上回る回答率にいたった秘訣は、アンケートの集計結果を回答者へ送付する「フィードバック方式」にあった、と述べている。

確かに、アンケートの集計結果は、とても興味深いものになっている。例えば、日本における代表的なお金持ちは、企業経営者と医師であり、企業経営者の多くが都市部に居住しているのに対し、医師は地方にも多く分布していることが分かる。

さらに、お金持ちの企業経営者の大半は、非上場企業のオーナー経営者であり、上場企業のサラリーマン経営者ではない。医師についても、一般的なイメージを裏切る結果が見られる。大学病院や大病院の勤務医よりも、眼科や美容外科の開業医の方が、高い報酬を得ているのだ。また、弁護士がそれほど儲かる職業ではない、というのも意外だった。

その他にも、社会学でいうところの「地位の非一貫性(所得、教育、職業威信の相関度が低い)」や、日本の上流階級の歴史、お金持ちの貯蓄率、乗っている車、と多岐にわたる話題が続く。

お金持ちになりたい人や、富裕層向けのビジネスに携わっている人は、読んでおいて損のない一冊。個人的には「加齢につれてレジャーよりも仕事を好む」という、お金持ちの行動特性が、特に印象に残った。

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住宅読本

2006/03/28 12:19

「いい住宅とは何か」を考える12の切り口

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

建築家として活躍する著者が、「いい住宅とは何か」について考え、まとめた一冊。本書を構成する12章のタイトルには、それぞれ「居心地」「遊び心」「手ざわり」といった魅力的なタイトルが付けられており、それらがそのまま「いい住宅」を語る切り口になっている。

例えば、「ワンルーム」という章では、まず、「建築家はワンルームの建築によって記憶される」という言葉が紹介される。そして、フィリップ・ジョンソン設計「ガラスの家」や立原道造設計「ヒアシンスハウス」などの作品を例に出しながら、ワンルームの住宅に名作が多い理由を、「人の住まいの『原型』が顕れ」「建築家の裸形の『住宅観』があますところなく表現される」からだと結論づける。

実際の建築物を撮影した写真が多く掲載されているので、理解しやすい。また、著者自身によるイラストが、温かみのある文体とあいまって、ほのぼのとした親しみやすい雰囲気を醸しだしている。

「戸建住宅、それもおもに小住宅の設計の仕事ばかりをしてきた」と著者も述べているように、本書に登場するのは、注文住宅が中心だ。しかし、著者が語る「いい住宅」論は、アパート、マンション、一戸建を問わず、すべての住まいに通じるように感じた。

住宅を建てたり、買ったり、借りたりする場面では、とかく立地や構造、設備、間取りなどに注目しがちだが、本書で述べられているような、スペック外の価値についても忘れないようにしたい、と思った。まずは、住まいに申し訳ないので、この散らかった部屋を片づけるつもりだ。

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朝10時までに仕事は片づける モーニング・マネジメントのすすめ

2005/12/13 19:04

大先輩に気合を入れてもらおう

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

口うるさいけれども頼れる先輩ができた、そんな気にさせる一冊。

著者は、40年のキャリアを誇る弁護士。ビジネスパーソンとしての大先輩だ。ここでは、敬意をこめて、以下「先輩」と呼ばせていただく。

先輩は、朝4時に起き、6時には事務所入りする。そして10時までに、部下への指示、仕事の段取り、情報収集、礼状書きなど、ひと仕事片づける。

それぞれの仕事について、先輩は、自身のテクニックを紹介している。例えば、礼状を送るにはファックスが最適だという。電話でお礼を伝えてもよいが、場合によっては、相手の仕事を邪魔してしまうことになる。かといって、メールだと味気ないし、郵送するのは面倒くさい。そこで、先輩は、ファックスを使う。これだと、相手の迷惑にならない上に、丁寧な印象を与えることができる。

本書では、仕事術はもちろんのこと、通勤電車での過ごし方、人脈の作り方、さらには、美術館での短時間鑑賞法と、多岐にわたる話題が続く。一見、乱雑なようだが、先輩が訴えていることは、一貫している。それは、「変化」と「スピード」の重要性だ。

これからの時代、「変化は常態」であり「巧遅より拙速」だと先輩はいう。そのような心がまえで仕事に臨めば、早起きして、朝10時までに仕事を片づけるのは、ごくごく自然なことだ、というのが先輩の主張だ。

残念ながら、早起きの方法については、ほとんど触れられていない。ただ、ゴルフや釣りなどの趣味のためだったら早起きできるのだから、できないはずはない、と書かれているくらいだ。淡い期待を抱いていた夜型人間は、私を含め、がっかりすることになる。これが、星をひとつ減らした理由だ。

それでも、本書が刺激的であることに変わりはない。仕事で迷うことがあったら、またページを開くつもりだ。そうすれば、先輩が喝を入れてくれるだろう。

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フィッシュ! 鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方

2006/10/13 05:11

職場を活性化させる4つの秘訣

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

活気がなく、モラルも低い問題部署。通称「ごみ溜め」。その部長に就任した主人公が、魚市場からヒントを得ながら、職場を変えていく様を描いたフィクション。

作中に登場するパイク・プレイス魚市場は、シアトルに実在し、活気に満ちた場所として有名だそうだ。主人公がそこで学んだ職場活性化の秘訣は「態度を選ぶ」「遊ぶ」「人を喜ばせる」「注意を向ける」の4つだ。

その中でも、もっとも重要なのは「態度を選ぶ」こと。仕事そのものを選ぶことはできなくても、仕事への「態度を選ぶ」ことは、誰にでもできる。嫌々やるのと、楽しんでやるのとでは、自分自身の人生へ与える影響も大きく変わる。なにしろ、本書の序文でも述べられている通り、わたしたちは起きている時間の約75パーセントを、仕事に関係した活動へ費やしているのだから。

職場で「遊ぶ」ことも重要だという。本書に登場する、ジョークコンテストや寸劇といった遊びのアイデアを、日本の職場へそのまま導入するのは難しいだろう。ただ、遊びの要素が、職場の雰囲気やそこで働く人たちの創造性に良い影響を与えることは、容易に想像できる。

「人を喜ばせる」ことと「注意を向ける」ことは、本書のあとがきにもある通り、不可分の関係にあると言ってよいだろう。相手に注意を向け、よく観察しなければ、その人を喜ばすことはできない。仕事を通じて接する人たちを喜ばせることは、人間関係が良好になるだけではなく、ビジネスの業績向上へもつながりそうだ。

これらの秘訣を、職場のメンバー全員が肝に命じたら、確かに素晴らしい変化が生まれそうだ。そういう意味で、本書は、職場で配りたくなる一冊と言える。

惜しむべくは、ストーリーが、ややリアリティに欠けること。鳴っている電話のコードを抜いてしまうような、強烈なベテラン社員が、これほど物分かりよく、改心してしまうとは考えにくい。また、最後のオチも余計に感じた。星ひとつ減点。

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