やかんさんのレビュー一覧
投稿者:やかん
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セルフビルド 家をつくる自由
2007/10/16 18:00
世界でただひとつ
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ものを自分の手でつくる快感、というのがあると思います。本棚とかお盆とか小函とか、木をきったりくっつけたり、削ったり彫ったりして何か作ったことが、私にもあります。机やイスを作ったという話でも驚きますが、家を一軒建ててしまうなんて、もう本当にびっくりしました。本書では例を30挙げて紹介していますが、どれも個性的な傑作ばかり。屋根に草が生えている家、半球形に近いドームを備えた家、廃材ばかり集めて建ててしまった家などなど…。注文住宅でも建たないような、こだわりが強く感じられる家々です。この世界に絶対唯一の家を建ててそこに住むというのがはたしてどんな気分なのか、これはやはり苦労した人にしかわからないのだろうと思いました。
藁塚放浪記
2005/12/15 07:59
ニッポンの秋に
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秋になると、藁を干してあるのを見ることがありました。たいてい無造作に、藁束が何か柵みたいなのにかかっているように見えていました。ところがこの本で、さまざまな形の「藁塚」があるらしいと知りました。写真をたくさん使って、意匠を凝らした数々の藁塚が紹介されます。夜、月明かりの下でその影を見たら、ぎょっとしそうな相当なものもあります。また、地域色についても言及があり、時間をかけて研究している様子がうかがえます。ページをめくっていると、日本中を旅しているような気分にもなれそうです。
忘れえぬ滿鐵 今、新たに発見する雄姿の記録 復刻版
2006/08/07 12:10
汽車がすき
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地図を見ると、満州とよばれた地域の広さにあらためて驚かされます。そこを舞台に、鉄道や各種の事業を幅広く手がけていた満鉄のことが、わかりやすくまとめられています。しかしやはり、鉄道を扱う頁が大半を占めます。まず、化け物のような機関車の写真に目を奪われます。いかにも力がありそうな堂々たる立ち姿、煙をあげて走る姿に、しばしうっとりしてしまいます。人が一緒に写っているものがあり、その巨大さがよくわかります。また、かつての駅、切符、スタンプ、鉄道網の路線図、関係者の証言など、豊富な資料が揃っています。会社は1906年設立、45年解散で、その間およそ40年の歴史が丁寧になぞられます。ちょうど日本が戦争をしていた時期で、ちょっと変わった視点からその時代をみることもできます。1988年に刊行された本を復刻したものです。
「寅さん」が愛した汽車旅
2008/04/28 17:27
いわれてみれば
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
思い出してみると、たしかにあの映画には駅や汽車の出てくるシーンが多かったようです。駅の待合室やホームのベンチでうたた寝なんて数えきれないほどあったし、ストーリーの展開上はずすことができない要素になってたこともありました。都会の駅も田舎の駅も、京成電車、国鉄の汽車と電車、地方鉄道、もうほんとうにたくさん出てきます。そうしたエピソードを、ひとつひとつ丹念に拾い上げ、鉄道写真家(文筆家)が思うところを語ります。いままでとりあげる人がなかったのが不思議に思えました。
探テク 失くしたモノをゼッタイ見つける方法
2007/03/30 12:12
生活習慣から
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ものをなくすことがあります。その時にだけどうしても必要なもの、がなぜかなくなります。何度も同じところを探して、これではだめだと、自分を落ち着かせようと深呼吸して、考え考えまた探し始めて、そうして再び同じところに戻って、…だんだん苛だちが募ります。いちいち理詰めで書かれたこういう本を読むと、そんな自分があほのように思えます。何の気なしにものを放置してしまう習慣を改められたらいいのに、と思いました。
AURORA オーロラの空
2006/12/01 14:39
長く寒い夜に
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
著者は、カナダ・ユーコン準州に暮らしながらオーロラを撮影。撮りためた中から厳選されたコレクションがコンパクトにまとめられてます。猛烈な寒さと、冬の間わずかな時間しか日がささない厳しい環境下で見られるオーロラ。ずっとその場にいて、日常の中で接して、何十回も何百回もくりかえし見ているから、美しいもの、心動かされるものを選べるのだろう、と思いました。クリスマスプレゼントにもよいと思われる、おすすめの1冊です。
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