森村 翔さんのレビュー一覧
投稿者:森村 翔
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教会堂建築 構想から献堂まで
2006/05/04 00:43
日本の教会建築史に残る名著
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
著者は、専門分野と信仰と神学の三位一体の天与を受けた、日本では稀な建築家であり、日本に於ける教会建築を語らせるならば、この人を置いて右に出る者はいないと言える。
多摩美術大学で、デザイン学科教授として教鞭を執る傍ら、(株)大岡山建築設計研究所の代表取締役として、あまりに多忙な日々を送っておられる。
頁をめくれば、オールカラーで、教会建築に於ける美術史が紐解かれながら、気が付けば、実践的な教会建築の実際へと、導かれていく。まさしく、氏の2分野にまたがるプロフェッショナルが遺憾なく発揮されている。日本の全ての教会は、当著書を、常備されたし。
また、日本の建築全般の未来を深慮する上でも、大いなるヒントと可能性を啓発し得る書物と言えるだろう。
赤目四十八滝心中未遂
2006/05/10 14:26
『赤目四十八瀧心中未遂』
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
わたしを、一年の 間を 空けずに、再度 熟読 する気に させた 本が ある
『 赤目四十八瀧心中未遂 』 だ
これは、映画 『 赤目四十八瀧心中未遂 』 と 抱き合わせで
味わうのが 正しい
原作者 車谷長吉という 人の 小説力は 圧巻だ
でも、わたしは 映画から 入った
それは、女優 寺島しのぶ に 惹かれて 観たのだ
それは 正解だった
わたしは 彼女を、まず 映画 『 ヴァイブレータ 』 で 認めたのだ
そっちでの 共演者 大森南朋 の 演じた、岡部 という
本能で 優しい 男 にも 痺れた
わたし、この 役者は 好きだ
彼の 演じた 役柄のような 人物は、実在するように 思わされるのも、
役者自身の 人間性から 滲み出る 真実に あると 思う
それと、キャラが 対照的だったのが、「赤目〜」での 寺島の 共演者、
大西滝次郎 の 演じた 主人公 生島 の 役どころ
終始 強張った 顔に 緊張を 隠さない 人物像だが、
原作でも、映画でも、最後の 最後に、笑う 場面が 出て来る
その 凄味ったら、ない
こんな 顔を 男が する時とは、一世一代の 愛の 対象を
目の前に している 時だけだから
総じて CAST が とても 印象的で、成功していると 思う
数日前は、明らかに その 影像を 思い浮かべながら 再読した
モンパルナスのキキ エコル・ド・パリ追想
2006/05/27 15:12
モンパルナスのキキ
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
序文が 藤田嗣治です
キキが 巡り巡って モンパルナスに 戻ったところで、
手記は 終わりますが
彼女が 開いた 画展の 作品も、モノクロながら、載ってます
まあ、活き活きしてますね
晩年は、らしい 転落ぶりですが、それまでもが 小説の 展開のようで
違和感ないです
パリは、芸術家に 優しい
今日は、キキに、その世界を 開示され、招かれたのを 感じました
案内役は、FOUJITA です
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